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クエン酸って疲労回復の効果は本当にあるの?乳酸の事も一緒にお伝えします

クエン酸。
柑橘(かんきつ)系に含まれる酸の一種。酸味があり、レモンや梅干し等の柑橘系に多く含まれています。
そしてこれを飲むとよく「疲労回復」と言われるようになっています。
さて、これは本当?
僕も現役ボクサー時代は良く飲んでいました。粉を水で溶かして疲労回復のために。
飲むと酸っぱくて「回復」したと思えるような体感でした。
が、これはプラセボ効果だったようです。
結論としては「効果はありません」。
クエン酸は疲労物質である乳酸を分解することで疲労回復に繋がるというウワサが広まっていました。
最近の研究では乳酸が疲労物質ではないとされました。(この乳酸については今までも何度か載せてきました)
科学的に解明されていない当初、強度のある運動をした時のエネルギーを使う過程で表れる「乳酸」を疲労物質と勝手に思い込んでいたのが理由です。
今でも、もしかしたらまだそう呼ばれている事もあるかもしれません。
柔軟性、そして小学生に対しての適切なトレーニング

小学生は骨端線という成長線がある為、高強度高重量のトレーニングは向いていません。
ではどのようなトレーニングが適切か?
そんな内容を伝えてきました。
プロテインを飲むのと飲まないのとどちらが良い?

プロテインを飲むほうが良い?それとも飲まない方が良い?
まず最初にプロテインは「たんぱく質」です。
よって「プロテインを飲むから健康になる」事とは無関係になります。
あくまでもサプリメントやプロテインは「栄養補助食品」にあたりますので、プロテインやサプリメントは通常の食事でまかなえない部分にあてがうモノ。
そうなると普段、食事をできている方はもちろん必要ない訳です。
じゃあどういう時に必要か?
急いで食事ができない時、または体を大きくしたい場合(これもプロテインを飲んでも大きくならない結果もあります)。
そして、極端に肉や魚、野菜、豆類が食べれないという方(通常の食事であれば日常で食べているものです)。
この場合であればプロテインを食事の代わりに摂っていると言ってもいいかもしれません。
ですが、食事に関してはまだまだ不明確な部分が多いのも実情。
「不明確」というのは悪い意味ではなく、良い意味でまだまだ解明されていない栄養素が多いという事。
三大栄養素のたんぱく質、脂質、炭水化物に加えミネラルとビタミンの五大栄養素。
今解明されている確かな栄養素以外にも、食事にはまだ解明されていない栄養素がたくさんあるという事。
プロテインにはミネラルやマルチビタミンが入っているものもありますが基本「たんぱく質」なんです。
普通の食事には先ほどの解明されていない栄養素の他、魚にしろ必須脂肪酸や食物繊維も含まれて、そして咀嚼もするし消化もするし。
食事を噛んで食べて消化する作業が人間や動物には必要です。
しかしプロテインを摂るのであれば、その他必須脂肪酸や食物繊維もまた別で摂取しなくてはいけなく、お金もその分かかかるでしょう。
そして健康で長寿な人ほどプロテインは飲んでいません。
もうひとつ補足するとプロテインを飲んだからと言ってダイエットにもなりません。
プロテインを摂取する時と場合を踏まえながら補っていきましょう。