②毎日更新の情報
ダイエット企画は期間中いつでもご利用下さい
今回のダイエット企画はご自身のご都合で期間中いつでもご利用下さい。
連続して参加しなくてはいけないプログラムではありません。
タイミングとご都合に合わせスタッフに参加申し出下さい。
脳内麻薬。身体の中にあるカンナビノイド
内因性カンナビノイド。
以前の記事で「運動するという事(運動量は記事の後半)」はBDNFがニューロンの肥料となり、ニューロンの数を増やす。
情報処理と情報伝達に特化している神経細胞ニューロンが増えれば単純に頭が良くなっているという事を載せました。
今回はもうひとつ「カンナビノイド」。
脳内物質のひとつ。これも持続系の運動、要するにランナーズハイによって作用する。
この脳内物質の特徴は「協力」や「コミュニケーション」能力も強くさせてくれる。
運動によって頭が良くなるという事に加え運動は様々な要因を増やしてくれる。
ランナーズハイになった事ある方は感じた事もあるかと思います。
苦痛を和らげ、気分を良くして不安を減らす働き。
これは内因性カンナビノイドの効果になるんです。これ麻薬と一緒。
よって脳内麻薬、脳内マリファナと称されています。
ランナーズハイは中程度の運動を20分以上持続するという事と言われています(これは定かではないと思います)。
弱程度~中程度の有酸素運動→BDNFが増え頭が良くなる。
中程度の持続的な運動→内因性カンナビノイドが出る→不安を和らげコミュニケーション能力が向上。
持続的な運動によってストレスに対する強さの「レジリエンス」も強化される。
ちなみにこれはイリシンと言うホルモン分泌のおかげ。
このおかげで体脂肪燃焼の促進、抗うつ剤としての効果も有り。
BDNF、ニューロン、内因性カンナビノイド、イリシン。難しい言葉を並べて申し訳ございません。
成績が良くなったデータを参考にしました
2001年に米カリフォルニア州教育局が9年生(日本での中学3年生に相当)28万人に行った大規模調査の結果。
基礎体力や心肺機能などを総合し、受検者の体力スコアを1~6に分類。各体力スコア層のリーディングと数学の平均点を算出したもの。
学業成績と運動との関連性については、アメリカでは1980年代から研究が進められてきました。
有名なものの1つは、カリフォルニア州教育局が2001年、同州の小学5年生約35万人、中学1年生約32万人、中学3年生約28万人を対象に行った大規模な調査。
この調査ではまず、「フィットネスグラム」と呼ばれる総合的な体力調査で、子供たちの心肺能力や筋力、持久力、体脂肪率などを調べる。
そして、体力と標準学力テストの数学およびリーディング(英文読解)の成績の、関連性を分析した。
すると、体力調査での成績が高い子供ほど、学業成績も優秀な傾向があることが確認された。
これはあくまでもデータのひとつではありますが、運動によって頭が良くなる事を記した資料として有名です。
経営者セミナー講師として呼んで頂き務めてきました
冒頭か脳の話、そして健康の話、ダイエットの話、サウナの話。
3時間の講師を務めてきましたが、なによりも僕の話を聞き続けてくれた方々お疲れ様です(笑)
サポートしてくれたスタッフの方々お疲れさまでした。
経営セミナーの前にここでもう一度
徹夜続きで、経営セミナー講師として招かれている12月18日のプログラムを組み立ててきました(笑)
年末もさることながら、科学的根拠のある健康と運動のセミナーとしての集大成がふさわしい日になりそうです。
そのセミナーの中でまず大切にしたい事をひとつ載せます。
運動が「頭が良くなる事」に繋がっている事。
ハニーラルヴァは健康寿命を伸ばして日常での生活の幅(遊ぶことや買い物や食事の時間を長く楽しめる事に繋げる)を広げるクオリティオブに努めてきました。
単純でシンプルな事、ですが「健康」になってどうしたいか?どうなるのが健康になったあとの楽しみか?を実感してもらいたいと思って運動指導しています。
その根本的でもある健康になる科学的作用に「頭が良くなる」事も含まれています。
運動で?頭が良くなる?
それは言い過ぎでしょ、かこつけて言い過ぎなのでは?と思うかもしれませんが、ココが一番のポイントでもあります。
子どもには特に「運動」が「頭が良くなる」と研究で発表されています。
「健康に気を使ってさえいれば成績はよくなる」そう研究者も話しているほどです。
「BDNF(脳由来神経栄養因子)」「ニューロン」「内因性カンナビノイド」。
BDNFが増える事によって神経細胞ニューロンが増える。BDNFのおかげで前頭葉が鍛えられる。
ここに注目。「前頭葉」は集中力や思考力、感情や行動のコントロールを行う場所。ここが頭を良くさせる場所。
ここが強くなるBDNFが運動によって分泌されるので、運動=頭が良くなる、という事は言い過ぎでもウソでもなんでもない話なんです。
セミナーでのデータでも発表しますが、アメリカイリノイ州で授業の前に運動させた学校の生徒の成績がアップし、数学は世界6位。理科では世界1位となったのは有名な話です。
当時、中国、日本、シンガポールに遅れをとっていたアメリカでしたが一気に首位に上ってきた話です。
これに加え面白い話が「体育の授業を減らして数学や理科の時間を増やしても試験の点数は変わらない」事がヴァージニア工科大学の研究で証明されています。
内因性カンナビノイドという生体内で作られるモノなのですがこれも面白い。
これは「ランナーズハイ」とも関わっているものなのです。
このデータも用いてセミナーをスタートさせていきます。