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コリックや黄昏無きにも効くプロバイオティクス

腸内活動『プロバイオティクス』『プレバイオティクス』。
以前もここの記事に取り上げさせてもらいました。
プロバイオティクスは、ヒトの腸内フローラを構成する細菌を直接入れる事。
納豆やヨーグルト等。
プレバイオティクスは、元々お腹の中にる有益な腸内細菌の、エサになるような食品を摂取することで腸内環境を良くする事。
キノコ、根菜、麦ごはん、フルーツ等。
これを合わせて摂取する『シンバイオティクス』もあります。
フルーツにヨーグルトをかけて摂取等。
今回はこのプロバイオティクスに注目。
私はダイエットの参考資料としてエミリー・オスター氏の本も参考にしています。
エミリー・オスターは2児の母にして経済学者のため、データ&経験をもとに出産前から出産後の「子どもの育て方」を解いている一人。
自分の子育て経験と、そもそも出されているデータの、両方を公開しながら解いている人です。
私のダイエット指導で出産後のクライアントさんもいらっしゃるので、どの質問でも話ができないといけないと思い読んでいます(もちろんお母さま方の経験には適いません)。
その中で泣き止まない赤ちゃんの症状「コリック」や「黄昏なき」は母親ならではの悩み。
このコリックに効果があったとされる治療法が「プロバイオティクス」。
プロバイオティクス以外でもコリックや黄昏なきを改善させたのは、赤ちゃんの栄養管理。ようするにミルクなら種類を変え、母乳なら母親の食事を変える。
しかし、プロバイオティクスやプレバイオティクスなどの腸内環境は赤ちゃんにも及ぶ大切な腸内改善。
腸内環境、腸内フローラ等、腸内を意識することはとても大切なことですね。
グラフを作りました。1日の消費カロリーはこうやってできている!

グラフを作成してみました。
ヒトの1日の消費カロリー。
➀基礎代謝量
これは言わずとも知れた基本的な代謝量。生きているだけで消費するエネルギー量です。
呼吸、心拍、体温調節などで使うエネルギーです。
②食事誘発性熱産生
食事を摂り体内に入った栄養素が分解され、一部が体熱となって消費されます。
食事をするだけでエネルギーが消費される仕組みです。
③NEAT(非運動性熱産生)
運動以外の活動代謝量のことです。
これが重要。普段、仕事に向かって歩いたりゴミを出したり階段の昇り下がり。
生活の中での代謝量の事。普段の生活の中でできる限り動いてあげて代謝量をあげて下さい。
1日の消費カロリーの中で決してあなどれない消費カロリーになるので、ここをいかに上げていくかが健康に繋がります。
④EAT(運動性熱産生)
活動代謝量。運動です。
こういう割合で人というのは代謝をしています。
4つの代謝量をあげるにはまず動いてあげる事、そして食べてあげる事です。
一般的なダイエットの考え方をみてみましょう ③ジョギングやウォーキングをする

一般的に考えるダイエットあるあるを、ほんとに痩せる方法なのか?を解いていくシリーズの最終話。
今回はジョギングやウォーキングなどの運動をしている方へ向けた忠告。
忠告?というと物々しいしいものはあるのですが。
もちろん「運動」という観点からは必須です。ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動も筋力トレーニングも(無酸素運動は脂肪を燃焼しないというわけではありません)。
しかし!(いつもうるさくてすみません)
まずカロリーを運動に頼らない事!
カロリーをベースに考えて比較してしまうと、食事と運動のどちらが効率がよくカロリーを減らせる?と言ったら、
そりぁ「食事」に決まっています。
運動で減らせるカロリーはほんと僅か。
体重や強度で消費されるカロリーは違うので、60kgの体重の人を例にとってみましょう。
30分のバレーボールやボウリングで約95kcal
30分のテニスの試合で約142Kcal
10分間水泳のクロールを続けた場合で約87Kcal
フルマラソンでやっとこさ約2500Kcal
1kgの体脂肪を燃焼するには7200kcal必要
フルマラソンでおおよそ350gの体脂肪が燃焼されるという訳です。
フルマラソンですらそれくらいのカロリー消費になってしまうんです。
「いやいやフルマラソンすると3kgくらい体重減るぞ!」
「サウナ入った出た後でも2kgは体重減る!」
,,,,,,,それは過去この記事でも何億回も言っている
「脱水しているだけ」!
水分は体脂肪が削れている訳でもないんで、それ補充しないと!ただの脱水!
温泉や銭湯に必ず置いてある体重計がなぜか、「入る前と出た後を比較してみてね」と言わんばかりの絶妙な位置に置いてあるから仕方ないのかもしれませんが、そういった意味で計るものじゃありません。
さて、じゃあ運動が必要ないのかといったらそれは必要めっちゃあります。
そこはカロリーじゃなく、皆さんもご存じの通り基礎代謝を上げる事(筋肉をつけて基礎代謝を上げることも含む)。それに加えあらゆる生活習慣病を防いでくれます。
それにボディメイクも運動なしじゃできません。せっかく体脂肪が取れても体が貧相だったら勿体ない。
カロリー目線に限ってみるのでなく、食事と運動はセットで行って下さい。
それに、一般の人がアスリート並みの運動や筋力トレーニングをする必要はありません。
ダイエット最中ならまだしもダイエット時期を過ぎてその運動が継続できるモチベーションがあるでしょうか?
筋トレしまくって大きくなった筋力を、ダイエット時期が終わっても維持することができるでしょうか?
これができなないとリバウンドします。
それに運動をめちゃめちゃする事がダイエットではないので。
それにほんとシンプルな事なんですが有酸素運動を長い時間行うとお腹減るんです。
長くジョギングやウォーキングをしてお腹が減り、結局また食べるといった相殺では,,,,,,
それに間違ったフォームなどで長時間のジョギングやウォーキングをして膝が痛くなった、という人も少なくないのでは?
さてさて着地に向かいましょう。
ここまで色々伝えてきたら見えてきたのではないかと思います。
運動は「基礎代謝」。そしてそれが、そう!
「カロリー」に繋がりますね!
ここまできたらもう単純。
ということは?
1日に必要なエネルギー(基礎代謝)、そしてそこに運動(基礎代謝が向上すればより上がる)を含めた行動するエネルギー。
これが人のメンテナンスカロリーと言って「1日を過ごすために必要なエネルギー」になります。
その1日を過ごすために必要なエネルギーを基準に体脂肪を調整していくのが「ダイエット」。
余分なモノは体脂肪なので、ダイエットをする人はその1日を過ごすために必要なエネルギー、要するにカロリーを過剰に摂取しているというコト。
ここから考えていけばダイエットというのはそう難しくないんです。
もちろん「じゃあ食べないで飲まないでカロリーを削ればいいんだね!」となったらまた今回の➀からやりなおしなんですが,,,,,(笑)
体重や体脂肪の数字には敏感になっても、その他の計算は考えたくない!
と言っちゃあ,,,,見たいモノだけ見て、見たくないモノに目をつぶることになります。
でもせっかくジムに通ってくれている方々にそこを常に考えろ!というのは拷問(笑)計算なんかしなくていい。
ただそういうことなんです、と頭に入れておいてくれるだけでいいんです。
そこはトレーナーの仕事。
そこに睡眠時間や体調も整え、ヒトの生理的な身体の作用を考慮し、なおかつ健康にボディメイクをして「ダイエット」を成功させるのがトレーナー。
根本はそこです。
痩せやすい体、痩せにくい身体、太りやすい体質、太りにくい体質はほんと小さな問題。
そこじゃない!
これでもまだ要約して伝えるには力不足な私ですが、分かりやすく理解していただこうとこれからも発信を続けます。
頑張ります。
一般的なダイエットの考え方をみてみましょう ②の追加

一般的なダイエットの考え方をみて、間違った方法に労力や時間をつかってほしくない想いからこの記事を書いています。
食事を控えたり、糖質を控えたりしてると様々な支障が出てきてしまう事が理解していただけたかと思います。
昨日の糖質を抑えてしまっている方への記事、について追加しておきましょう。
一般的なダイエットの考え方をみてみましょう②糖質を抑えている人
糖質を抑えて脂肪になるのを防ごうと思っている方は多いと思います。
しかし注意
糖質をオーバーするとどれくらい脂質になるのか?疑問かと思います。
糖質1gでおおよそ0.28gの脂質にしかなりません。
100gの糖質を摂取してやっとこさ約28gの脂質の出来上がりみたいですので、糖質1000gで280g。
それにあくまでもこれはオーバーした分なので、普段摂取できる炭水化物などの量よりオーバーした分です。
ん~自ら太りたい人ってには効率が悪い太り方、ですね。
そして自分の適性消費カロリーを超える事がなければ糖から脂質に変わることは起こりません。
じゃあここまで来たら分かりやすいように、太りたい方法!を説明します。
結局典型的な太る人は高炭水化物食、高脂質食な方。
高炭水化物でもなかなか太るには時間がかかるのは分かっていただけたと思います。
では?効率が良い太り方とは?
「脂質」です。
適正消費カロリーをオーバーした糖1gでおおよそ0.28gの脂質。
しかし、脂質はオーバーしたらそのまま脂質になります。
100gオーバーしたら100gの脂質。1000gオーバーしたら1000gの脂質。めちゃめちゃ分かりやすい脂質計算です。
それに糖は適正消費カロリーをオーバーした際、そのまま脂肪になるのか?といったらそれは違います。
貯蓄量を増やした糖が飽和状態になってやっと脂質への変換になるので、脂質と違い「直送」ではありません。
脂肪はそもそもどうやったら増えると思いますか?
「食事に決まってるだろ!」
と怒られそうですが,,,,,そうです、食事。
そしていつになったら増えると思いますか?
「食後だ!」
と怒られそうですが,,,,まさしくその通り。
至って太り方はシンプルです。
脂質なんです。脂質。何度言ってもいいくらい「脂質」を気にして生活してください。
「脂質!」
続きはまた明日。