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寝たきりでいると一日あたり150mlのカルシウムが失われます/ウォーキング・ジョギング例
1980年にNASAが25歳から55歳までの健常者2500人をベッドの上で絶対安静にする実験を行いました。
ベッドにずっと寝ていると一日あたり150㎎のカルシウムが失われます。牛乳瓶3分の2程度のカルシウム。
これは体全体のカルシウム0.5%に相当します。
20日間寝たきりで過ごせば体全体の約10%のカルシウムが溶けてしまう計算になります。
以前の記事でもタバコを1本吸うごとに寿命が11分縮む、1時間ずっと座り続けているだけでも22分寿命が縮むという
オーストラリア国民健康調査のデータもあるとお伝えしました。
そしてウォーキングやジョギングがもたらす体の健康。
これを踏まえてウォーキングやジョギングのフォームを続けて記事にしていきます。
そして、ここからはウォーキング、ジョギングと多少フォームが異なっていきます。
ウォーキング例:
ジョギング例:
【汗をかいても痩せない?】汗と脂肪燃焼の本当の関係とは
❌「たくさん汗をかいた=脂肪が燃えた」ではありません
夏の運動やサウナスーツ着用で大量の汗をかくと、「今日はいっぱい脂肪が燃えた!」と思いがちですが、これは大きな誤解です。
汗をかくこと自体は、体温を調節するための反応であり、脂肪燃焼(エネルギー消費)とは直接的な関係がありません。
💡汗の正体とその役割
人間の身体は運動や気温上昇によって体温が上がると、汗をかいて体を冷まそうとします。これは「発汗による気化熱」による体温調節です。
つまり、汗の量が多いのは環境が暑い、もしくは水分が十分であるというサインにすぎず、「頑張った証拠=脂肪が燃えた証拠」ではないのです。
🧪【研究から見る】季節と代謝の関係
実は、寒い季節の方がエネルギーを多く使いやすいことが、近年の研究で明らかになっています。
❝気温が低いと体は体温を保つために熱産生(thermogenesis)を行い、基礎代謝が増加する。これは「非ふるえ熱産生」と呼ばれ、特に褐色脂肪細胞が関与する❞
(参考:van Marken Lichtenbelt et al., 2009, Cell Metabolism)
たとえば、基礎代謝が1800kcalの人の場合、寒冷期(2~4月)と暑熱期(8~10月)では約10%=180kcalの差が出ることもあります。
これは、同じ運動をしても寒い時期の方が痩せやすいということを意味します。
⚠️サウナスーツと脱水のリスク
「サウナスーツで汗を大量にかいて短期間で体重が減った!」という話もよく聞きますが、これは体脂肪ではなく水分が抜けただけです。
脱水状態になると、
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筋出力の低下
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体調不良(頭痛、吐き気)
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熱中症リスクの上昇
などの健康リスクが高まります。
また、脱水時には筋グリコーゲン(筋肉内のエネルギー)も消耗しやすく、運動パフォーマンスが落ちるとも指摘されています(Sawka et al., 2007, Journal of Applied Physiology)。
✅正しく痩せるには
本当に脂肪を燃やすには、以下の3つが重要です:
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筋肉量の維持(=基礎代謝の維持)
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継続的な有酸素・筋力トレーニング
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適切な食事・水分摂取
「汗の量」に惑わされず、エネルギー消費の本質=筋肉と代謝に目を向けてください。
人間を含め、動物別の睡眠時間を表にしてみました
こんな寝れていないよ・・・という方もいらっしゃるかと思いますが、
以前、アメリカのデータでも睡眠時間を削り徹夜した脳は、アメリカンフットボールでタックルを受けたのと同じくらいの脳への衝撃ダメージがあるとお伝えしました。
6時間睡眠を2週間続けると、二日徹夜するのと同じくらいのダメージとも言われています。
身体も脳もパフォーマンスを生かすには「睡眠」が大切。
ナマケモノは、食べ物から摂るエネルギーが少ないため、エネルギーを使わないように済むようあまり動かない。
それに比べ、イルカが凄いのが、右脳か左脳のどちらか半分だけ眠り、もう片方の脳を使って泳ぎ続けるのだとか。
それにしてもキリンさん凄・・・
【運動神経って何?】実は存在しない“神経”の正体
「運動神経」という神経は存在しない?
「うちの子、運動神経がいいんです」「運動神経が鈍くて…」
日常でよく聞くこの言葉。実は「運動神経」という名前の神経は、医学的には存在しません。
では、この“運動神経”とは一体何を指しているのでしょうか?
答えは『コーディネーション能力』
いわゆる「運動神経がいい」というのは、筋力や持久力のような単純な力ではなく、脳と神経、筋肉の情報伝達をいかに正確に・素早く・的確に行えるかという“情報処理能力”のことです。
この能力は「コーディネーション能力」と呼ばれています。
この概念は約40年前、旧東ドイツのスポーツ科学者たちが提唱し、冷戦後に世界中に広まりました。
現在では子どもの発育・発達やトップアスリートの育成にも欠かせない理論とされています。
コーディネーション能力の8つの柱
運動における情報処理能力=コーディネーション能力は、以下の8つに分類されます。
| 能力名 | 内容 |
|---|---|
| ①リズム | 音楽や環境に合わせてリズミカルに動ける |
| ②反応 | 瞬時に反応し適切に動ける |
| ③定位 | 自分や物体の位置を空間的に把握できる |
| ④分化 | 手足の力加減や道具の操作を思い通りに行う |
| ⑤柔軟性 | 関節可動域を最大限に使いこなす |
| ⑥連結 | 各部位を滑らかにつなぎ協調的に動く |
| ⑦変換 | 状況に応じて動きを素早く切り替える |
| ⑧バランス | 姿勢や重心を安定して保つ |
この8つが高い水準で連携している状態を、私たちは「運動神経がいい」と感じているのです。
ハニーラルヴァの指導方針において
当ジムでは、筋力や持久力だけでなく、「動かす力」=コーディネーション能力の育成にも注力しています。
子どもから大人まで、どんな世代でも伸ばせるのがこの能力の特長です。
📚参考文献・学術的出典
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Baur, H., Müller, S., Hirschmüller, A., Huber, G., & Mayer, F. (2006). Comparison of proprioceptive and balance performance between professional and amateur soccer players. Clinical Journal of Sport Medicine, 16(2), 115–120.
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Hirtz, P. (1985). Koordinative Fähigkeiten im Sport. Volk und Wissen Volkseigener Verlag, Berlin.
(旧東ドイツ時代にコーディネーション理論を展開した代表的文献) -
体力科学(日本体力医学会誌)などでも近年、コーディネーショントレーニングの有効性が紹介されています。

