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打撲した時は、この方法「アイス&ヒート」

ケガしたりダメージを負った時どうしていますか?
運動中の打撲等の炎症などの場合。
冷やしますよね。オーソドックスな方法として。
僕はその冷やしたあと温めます。そしてまた冷やします。
ケガをした場合どうすれば早く治りますか?、の質問を僕にくれた方にはこう返したのを覚えている方もいるでしょう。
僕もプロボクシング現役時代の頃、拳を痛める事が多く、ジム専属の整骨院の先生から教わった方法です。
それ以来ずっと続けてきましたが、ここ最近思い出し、調べる事ができたので調べてみました。
するとこの方法はスタンフォード大学の疲労回復のメゾットとしても記載されていました。
ケガをすれば炎症を起こすので、例え皮膚の外側が大丈夫でも皮膚の内側は出血しているものです。
その出血を止血し炎症を抑えるために冷やす。
そしてダメージを負って冷やしたあとに温める。
ケガを治すには「血液」と「血液によって運ばれる栄養素」が必要になってくるので温めて血流を促進する。
この繰り返し。
この「アイス&ヒート」はスタンフォード大学でも自然治癒をもとにした
「生理学的な人間の回復プロセスに準じたタイムマネジメント」と呼ばれています。
冷やしてつめたくなった箇所を温める、温まってきたらまたつめたい氷や水で冷やす、そしてまた温めていく。
体幹についての話です。(少し詳しく知りたい方向けです)

体幹について改めて定義を確認しておきましょう。
インナーマッスルまたはコアと呼ばれたりしますが、まずこの「コア」。
このコアというのは名前から想像を働かせることはできますが、曖昧過ぎます。
コアトレーニングなどのネーミングは聞こえは良いかもしれませんが、どこを指しているかが分かりません。
そのコアよりはインナーマッスルの方が定義が安定しています。
インナーマッスルで今のところ定義づけされているのは先日も記事に書いた
「横隔膜」「腹横筋」、そして「多裂筋」に「骨盤底筋」。
僕は「大腰筋」や「腸腰筋」などもインナーマッスルに入るのではないかとは思いますが、
今のところそうではないようです。
そしてそのインナーマッスルというのがローカル筋肉にも近いと思います。
インナーマッスルと全く同じではないですが、ローカル筋を体幹深層部、グローバル筋を体幹浅層部。
腹筋で言えば。腹直筋がグローバル筋肉で、その中の骨にくっついている部分がローカル筋肉です。
グローバル筋肉はローカル筋肉より外側にあります。
腹筋をすると腰が痛くなるからやらないという人はこのローカル筋肉が使えていない。
ギックリ腰もこのローカル筋肉が働かず、グローバル筋肉が動いて骨を動かそうとする瞬間に起こってしまうという理由があります。
ローカル筋肉を使う事がドローインになります。
ハニーラルヴァではドローイン、そして姿勢のための白樺のポーズ、これを特に意識してもらっています。
それはこの記事のタイトルでもある「体幹」を使う、強くするために欠かせない意識になるからです。
汗を多くかいた分、カロリーは多く減る?

「汗をたくさんかいたから痩せる」訳ではありません。
汗をかくのは脱水なだけ、と僕も常々伝えてきています。とは言っても、
「夏の暑い時期にあれだけ汗をかいたあとなんだから消費カロリーだって相当なはずでは?」
と疑問に思っている方もいらっしゃるのでここで記載させてもらいました。
もう一度、「汗の分泌量と消費カロリーは関係ありません」。
汗の意味とは体温調節。
体温は外気温に合わせるためにエネルギーを使います。
よって、夏の外気温は体温に近いですよね?時期によっては体温とほぼ同じになります。
ですが、冬の寒い時期や涼しい時期はどうでしょう。
夏よりずいぶん体温との差がありますよね?この気温に体温を調節しなければならないためカロリーを消費するんです。
よって1年で2月~4月のほうが痩せやすいのです。
逆に8月~10月は痩せにくい時期なんです。
この差で10%の消費カロリーの差が出ると研究があります。
要するに暑い時期より、寒い時期のほうが10%も消費カロリーが違う。(基礎代謝が1800㎉の人の場合同じ運動量で180㎉も季節で違うということ)
という事は?サウナスーツ着て汗をかいて痩せようとしているのは見当違いですのでご注意を。
汗はかけますが、痩せません。
そしてもうひとつ、水分を摂取していないと汗がかけないため体温調節ができず、筋肉などの水分が減っていってしまいます。
食べないダイエットもだめですが水分も減らしてはだめです。
血液型と性格の関連性とは?

血液型と性格。
昔からこの関連性は取りだたされてきました。
A型は消極的・保守的。B型は外面的に積極的・進取的。O型は積極的・進取的。
そしてAB型はA型とB型の混合型。
関連性に付随して、この判断材料も昔からずっと言われてきているおおよその外的結果。
僕は「なに型」に見えるでしょう・・・
・・・そんなことどうでも良い話ですが「A型」です。
几帳面で潔癖症・・・そんなイメージが湧いてきますか?それとも全然違いますか?
「なんとなくそう言われてみると?」なんて、根拠のない説得力が昔から血液型診断にはつきものでした。
僕もこの性格と血液型で様々な人と話をしてきたと思います。皆さんも同じだと思います。
ひとつの話題話にもなるし、相手との話を途切れさせない営業ネタにもなります。
しかし、この血液型と性格には関連性は認められていません。残念な話ですが。
データを見ても関連性を支持するデータは表れていないとされています。
特に日本人がこのような血液型と性格の関連性を好んでいるような傾向があるように思えます。
1971年に「血液型でわかる相性」。
この本から、日本では性格と血液型の関連性を信じる人が流行したと言われています。現代までもこの手の本は様々出版されています。
1990年までには6割以上の日本人が血液型と性格の関連性を信じて疑わなかったと言われていますが、今はそれ以上だと僕は思っています。
しかし血液型と性格についての論文を見てきた中でやはり関連性の根拠が強くうたわれているものはありません。
論文 久保義郎・三宅由起子著
「血液型と性格の関連についての調査的研究」でも事実は明らかになっています。
さて、ではなぜこのような流行現象が起きてしまうものなのか?
もちろんスポーツ学や栄養学といった今現在研究途中で、進化した研究のおかげで10年・20年前の事実が覆されてくるから。というのも間違ってはいません。
「乳酸が疲労物質」とか「アキレス腱は伸ばしてストレッチするもの」。代表的なものだと「水は飲むな、根性だ」。
このような、まだ科学的根拠が不十分だった時の、誰かが言った曖昧な説得。これがタイミングと流行によって広まってしまった。
血液型もそうです。
次回はどのようにして広まってしまうのかを書いていきます。
それでも血液型で判断する事は面白い話のタネにはなりますが(笑)