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【運動神経って何?】実は存在しない“神経”の正体
「運動神経」という神経は存在しない?
「うちの子、運動神経がいいんです」「運動神経が鈍くて…」
日常でよく聞くこの言葉。実は「運動神経」という名前の神経は、医学的には存在しません。
では、この“運動神経”とは一体何を指しているのでしょうか?
答えは『コーディネーション能力』
いわゆる「運動神経がいい」というのは、筋力や持久力のような単純な力ではなく、脳と神経、筋肉の情報伝達をいかに正確に・素早く・的確に行えるかという“情報処理能力”のことです。
この能力は「コーディネーション能力」と呼ばれています。
この概念は約40年前、旧東ドイツのスポーツ科学者たちが提唱し、冷戦後に世界中に広まりました。
現在では子どもの発育・発達やトップアスリートの育成にも欠かせない理論とされています。
コーディネーション能力の8つの柱
運動における情報処理能力=コーディネーション能力は、以下の8つに分類されます。
| 能力名 | 内容 |
|---|---|
| ①リズム | 音楽や環境に合わせてリズミカルに動ける |
| ②反応 | 瞬時に反応し適切に動ける |
| ③定位 | 自分や物体の位置を空間的に把握できる |
| ④分化 | 手足の力加減や道具の操作を思い通りに行う |
| ⑤柔軟性 | 関節可動域を最大限に使いこなす |
| ⑥連結 | 各部位を滑らかにつなぎ協調的に動く |
| ⑦変換 | 状況に応じて動きを素早く切り替える |
| ⑧バランス | 姿勢や重心を安定して保つ |
この8つが高い水準で連携している状態を、私たちは「運動神経がいい」と感じているのです。
ハニーラルヴァの指導方針において
当ジムでは、筋力や持久力だけでなく、「動かす力」=コーディネーション能力の育成にも注力しています。
子どもから大人まで、どんな世代でも伸ばせるのがこの能力の特長です。
📚参考文献・学術的出典
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Baur, H., Müller, S., Hirschmüller, A., Huber, G., & Mayer, F. (2006). Comparison of proprioceptive and balance performance between professional and amateur soccer players. Clinical Journal of Sport Medicine, 16(2), 115–120.
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Hirtz, P. (1985). Koordinative Fähigkeiten im Sport. Volk und Wissen Volkseigener Verlag, Berlin.
(旧東ドイツ時代にコーディネーション理論を展開した代表的文献) -
体力科学(日本体力医学会誌)などでも近年、コーディネーショントレーニングの有効性が紹介されています。
タンパク質を摂り過ぎるともちろん太ります。
プロテインについての必要性は今までハニーラルヴァの記事でも何度か書かせていただいています。
『プロテインは健康維持にとっては必要ありません』
なにかしらの理由で肉や魚が食べれないといった食生活が偏り、タンパク質を食事から摂取できない健康ではない方の摂取のみ。
もちろんビルドアップなどの体を大きくするためにボディビルダーなどには適してます。
なんにせよ、偏った食事のためにひとつの栄養補助食品でまた偏らせるのも本末転倒です。
タンパク質が足りないからいって食物からの栄養ではなく、ドリンクでタンパク質を大量に摂取。
今回は、他の栄養素や咀嚼もしない事に矢印を今日は向けません。
とにかくこれも「体脂肪の増加」になります。
体作りの材料のタンパク質から余ったタンパク質はエネルギーに変わります。
この時、エネルギー摂取量が足りていれば体脂肪になって蓄積されます。
それは当たり前、脂肪だろうが炭水化物だろうがタンパク質であろうが余れば体脂肪です。
手軽にタンパク質を補充できると健康上の悪影響になりかねませんのでご注意下さい。
心拍数から運動強度を求めてみては?
人間の心拍数の正常値は1分間に60~100回とは言われていますが平均値はおおよそ60~70回。
心拍数が自分自身の運動能力を表しています。
心拍数が高くなれば行っている時は競技に対する自分自身の運動強度が高め、低ければ運動強度が低め。
フィットネスやエクササイズをする時、この心拍数を目安にして運動するのもひとつの手段です。
心拍数は身体活動を表してくれています。
主観的運動強度を数字で表したものがあります。
6~20の数字で自覚症状の疲労度を表しています。
「11」の『楽である』をその人の運動強度おおよそ60%、「13」の『ややきつい』を運動強度70%としています。
よって「ややきつい運動を目指したい」場合にどれくらいの心拍数がその人のちょうど良い心拍数なのか?
これを計算で出す事が出来ます。
これをカルボーネン法と言います。
例えば50歳の人が安静時心拍数が60で運動強度50%の運動をしていきたい、となった時。
220-50(年齢)-60(平常時心拍数)×0.5(50%運動強度)+60(平常時心拍数)
答えは115
115の心拍数を目指すのが50歳の人が「少し楽をしながら運動できている心拍数」となります。
他も例にすると35歳の安静時心拍数70で運動強度70%を目指す心拍数を出すのなら、
220-35-70×0.7+70
答えは150.5
35歳の人は150.5の心拍数を目指すと「ややきつい」トレーニングをしているというコトになります。
参考にして下さい。カルボーネン法。
太ると言われている糖質は摂取するとどのくらい脂質になるか?
糖質制限で防げる糖尿病への対策はたったひとつの「高血糖防止」のみです。
糖尿病になると様々な代謝異常が起きます。
筋肉に糖が取り込めなくなったり、脂肪が合成されなくなって血中に脂肪が蔓延したり、はたまたタンパク質の分解も促進されたり。
ですが、糖質制限はたったひとつの「高血糖」対処のみ(何度も言います)。
しかし、この高血糖の対処の糖質制限で引っかかることありませんか?
高血糖に対処して糖質制限を行ったとしても、ただ血糖値を上げないようにしているだけで糖代謝異常は良くならないばかりか、糖質制限のメインデザートとなる脂質ばかりが増え、体は脂だらけ(血中遊離脂肪酸濃度上昇)。
こんな状態になってしまいます。
と、ここまでは糖尿病の話。
よく、糖質は太る!
と疑われてしまう「糖質」さんたちですが、疑われる理由に
「エネルギーとして余った糖質は脂肪に変わる」とあります。
ですがここでもひとつ。
糖質から脂質へそのまま変換されることはなく、糖質1gからは約0.28gの脂質しかつくれません。
100gで約28g。
ご飯普通盛りでおおよそ57gの糖質があるのでそれを約倍の2杯で28gにしかなりません。
それに加え、エネルギーにした効率も悪くなります。
エネルギーにすると糖質1gは約4kcal、脂質1gで9kcalのエネルギーをつくれます。
ですがこの糖質1gを脂質に変換するとして0.28gになったエネルギーを使うより、そのまま糖質1gの4kcalを使った方が効率が良いことになります。
脂質0.28gでは約2.5kcalにしかなりません(細かくてすいません)。
さらに!
「食べ過ぎたら変換されるのか?」
と言ったらそうではありません。
変換する方が効率が悪いのは分かってもらえたかと思いますが、糖のまま体に蓄えた方がこれも効率が良いんです。
体重1kgに約15gのグリコーゲンが貯蔵できると言われているので50kgの体重の人で約750g(脳や神経系でおおよそ100g~150gは使う)。
こうなると糖質が太る!というのもなかなか無理があるとは思っていただけたかと思います。
糖尿病予防に糖質制限というのも、糖尿病を悪化させてしまうコマンドになってしまう。
もちろん糖質制限を短期で利用する場合はあります。
しかし何事も普通の生活、普通の食事以外の事を長く続けてしまうと「あとが怖い」ということになりかねないので注意です。
