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筋肉痛が遅れてやってくるのは年齢のせい?
筋肉痛には2種類ある
筋肉痛は「現発性筋肉痛」と「遅発性筋肉痛」に分かれます。
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現発性筋肉痛:運動中または直後に起こる痛み。
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遅発性筋肉痛:運動してから時間が経って(翌日以降に)現れる痛み。
加齢で筋肉痛が遅れるというのは誤解
「歳をとると筋肉痛が遅く来る」と言われますが、これは年齢そのものが原因ではありません。
実際には、運動習慣の減少や筋肉の質の低下が関係しています。
日常的に運動している人は、年齢に関係なく筋肉痛の出方が違います。
運動習慣と筋肉痛の関係
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運動習慣がない人:どんな運動でも強度が高く感じ、筋肉が弱いため早く筋肉痛が来やすい。
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運動習慣がある人:筋肉が刺激に慣れており、筋肉痛は遅れて出ることが多い。
筋肉痛のタイミングを左右する要因
動作スピードや使う筋肉のタイプも関係します。
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速く・強く動かす運動 → 速筋が使われ、筋肉痛は早く出やすい。
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ゆっくり動かす運動 → 遅筋が使われ、筋肉痛は遅れて出やすい。
筋肉痛の出るタイミングは「年齢」ではなく「筋肉の質」と「運動習慣」で決まります。
日頃から運動を続け、筋肉の質を高めておくことで、筋肉痛の発生も安定し、身体機能の維持につながります。
ヴェジタリアンとヴィーガンの違いを正しく理解しよう
近年、日本でも「健康志向の食生活」が広まり、「ヴェジタリアン」や「ヴィーガン」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
ここで、その意味をもう一度正しく確認しておきましょう。
🥦ヴェジタリアンとは?
「ヴェジタリアン」という言葉は、しばしば“野菜人”や“菜食主義者”と訳されますが、実は「ヴェジタブル(vegetable)」から派生した言葉ではありません。
語源はラテン語の 「vegetus(ヴェゲトゥス)」。
これは「健全な」「生き生きとした」「活発な」という意味を持ち、イギリスのヴェジタリアン協会が19世紀に作った造語です。
定義としては、肉類を避ける一方で、乳製品や卵を摂取する人もいれば、そうしない人もいるという、比較的幅のある食生活スタイルを指します。
🌿ヴィーガンとは?
一方、「ヴィーガン(vegan)」は、肉類・鶏肉・魚介類・卵・乳製品など、すべての動物性食品を一切摂取しない人々を指します。
ヴィーガンは「ストリクト・ヴェジタリアン(strict vegetarian)」、または「ピュア・ヴェジタリアン(pure vegetarian)」とも呼ばれ、「人間は動物を搾取せずに生きるべきだ」という倫理的な思想を伴うのが特徴です。
このように、ヴェジタリアンは“菜食中心の食生活”、ヴィーガンは“動物由来を完全に排除する生活”と覚えておくとわかりやすいでしょう。
唾液が多い人は太りにくい,
唾液が多い人は太りにくい、こう書かせてもらいましたが要は「アミラーゼ」という酵素の量です。
ちなみに通常、1日に1.0ℓ~1.5ℓの唾液分泌量があります。
アミラーゼとは、でんぷん(糖質)を分解して糖にする酵素です。
主に膵臓や唾液腺、耳下線から分泌されます。
膵臓がインスリン(肥満ホルモン)を出しても、アミラーゼの量が足りていればインスリン分泌を抑え中性脂肪を作る働きを少なくさせることができます。
唾液の量が多い人は自然にデンプンを分解でき吸収をスムーズにすることができます。
よってアミラーゼの分泌量が高い人が太りにくい事が分かってきています。
要するに痩せている人はアミラーゼの分泌量が多い。
アメリカの研究で日本人はアミラーゼ遺伝子を他の民族より2倍近く多いと言うデータがあります。
よって日本人は他の国に人よりお米という炭水化物で太りにくいはずと言われています。
そして咀嚼との関係は、やはりよく噛む事ができれば唾液も出てアミラーゼの分泌量も多くなります。
噛まないで飲み込んでしまえば唾液も出ずアミラーゼの量も少ないでしょう。
これが「太る原因」にもなるので、食事の際によく噛むことは科学的な根拠からも大事になるというわけです。