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体幹はどんな形をしてもいいんですが、どの形もダメなんです。

今回の運動メニューテーマである体幹。
体幹はどんな形をしていてもローカル筋にしっかり力を込める事。
その力の入れ方はハニーラルヴァでも説明している通り。
骨に直接くっついているローカル筋。
これがしっかり使えていなければ「体幹トレーニング」でもなんでもありません。
腹筋トレーニングも同じ。
腹筋で想像できる「腹直筋」はグローバル筋に当たります。
よく言うシックスパックですね。
グローバル筋はそれ自体が骨に密着しているわけではないので、いくら回数を増やしても体幹の安定性が高まるとは言えません。
グローバル筋肉だけで動かそうとすると、骨の一か所に負担が集中してしまうため、
腰の痛みを発症させる原因となってしまうのです。
これが、腹筋をして伴う「腰痛」の原因です。
ただ、グローバル筋が大事じゃないわけでは決してありません。
骨のひとつひとつをコントロールすることのできないグローバル筋ではありますが、
胸郭と骨盤をつなぐ大切な役割をしています。
インナーマッスル、インナーマッスルとよく言われますが大事なことは
「ローカル筋を効かせながらグローバル筋を働かせる」
片方ずつじゃあダメってことですね。
太ったと勘違いしないように作った表です

実質、体重になるのは『体脂肪』の役目です。
食べた直後体重が増えるのは当たり前。
健康な身体であればその食べたものは、水分となり循環し排出されます。
頭に入れておきましょう③ー②コレステロールの流れ

③-➀からの続き
リンパ管も疎水性の脂質(トリグリセリドやコレステロールなど)は流れにくいですが、囲って閉じこめながらリンパ管を流していきます。
その後、肝臓に到着。
その後、血管を通り遊離脂肪酸として細胞や筋細胞、脂肪細胞に送られます。
脂肪細胞に送られた遊離脂肪酸は中性脂肪として貯蔵されます。
中性脂肪が貯蔵され残ったのはLDLコレステロールになります。
悪玉コレステロールの事ですね。
このコレステロールが過剰にある時は動脈硬化を促進するといわれています。
でまわりにまわってLDLは肝臓へ戻ってきます。
肝臓ではHDLも作られています。
善玉コレステロールです。
善玉コレステロールは肝臓から全身の余計なコレステロールを回収してくれます。
肝臓へ帰ってくるときに回収したコレステロールをまとった善玉コレステロールは成熟HDLとして肝臓へ取り込まれます。
善玉コレステロールはコレステロールを回収するので善玉と呼ばれています。
脂肪酸はエネルギー源として体に必要ですがコレステロールも体にとっては必要です。
コレステロールは細胞膜を構成する成分もあります。
ステロイドホルモンの原料となります。
先ほど記述したHDL善玉コレステロールで回収されたコレステロールは胆汁酸の原料にも利用されます。
コレステロールで作られた胆汁酸が小腸で脂肪を乳化する(疎水性の脂質を吸収させやすくする話)。
体はとてもうまくできていて色んなものを再利用しようとします。
これはダイエットにも通じるところがあります(再利用のところではない)。
最後の脂質に関しては長い話になってしまったので2回に分けました事、申し訳ございません。