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歯と健康の関係③

歯と健康の関係のシリーズを連続で記事にしてきました。
1弾目は「歯と健康の相関」について。2弾目は「肥満との関係」について。
今日で最後の3弾目。
「根幹治療」について。
一般的に歯の神経と呼ばれているのが「歯髄(しずい)」。
虫歯やかみ合わせが悪い事、知覚過敏が原因で持続的に歯髄が刺激されると
歯髄炎と呼ばれる歯痛が起こります。
その歯髄炎になってしまった歯髄を除去する抜髄を
根幹治療と呼びます。
しかしこの根幹治療をすると従来の歯の寿命を10年縮めると言われています。
歯の寿命は神経の有無で決まるものではありませんが、神経を抜いた歯の寿命は5年~30年と言われています。
神経が無い歯は、痛みを感じる事ができないため虫歯になっても気付くことができず歯がもろくなっていきます。
歯の神経は、炎症時に痛みを感知する役目を持っていますがその他にも歯質に栄養や酸素を送る役目もあるし免疫機能を維持、その上自然の歯の色も維持してくれます。
神経を抜くと先ほどの要因に加え、虫歯菌も繁殖しやすくなってしまうようです。
さて、なんでここまで歯の抜髄の危険性や歯と健康の事について話してきたかというと、私が最近根幹治療後なんです(泣)
知り合いの歯医者さんに
「長い時間をかけずに集中的に治療して終わらせたい」とわがままを聞いてもらい、通わなければいけないところを数時間かけて1日で治療してくれます。
そのおかげか痛みはなくなりましたが、さてこれが本当に良いモノなのだろうかと調べたところ
!!
・・・まぁ私のように急がば回れという事にならないように注意してほしいと言う最近の記事でした。
歯と健康の関係②

昨日は歯と健康の関係が相関していると記事にしました。
その中で肺炎との関係も深いと伝えました。
歯周病は肺炎の他にも
肥満との関係もあります。
肥満、そして糖尿病。
糖尿病の合併症は、血管に障害をもたらすとともに糖分や代謝異常物質が毛細血管の中を流れ、腎臓、網膜、末梢神経にも影響を与えます。
腎臓病、網膜症のある人の残存歯数は、明らかに少ない事が認められました。
食べ過ぎるためにいつも歯の周りが汚れている可能性が高い事、肥満によって血糖の調整が悪くなり糖尿病予備軍の可能性が高いため、歯周病が育ちやすくなることが考えられます。
これが肥満と歯周病の関係になっているようです。
歯と健康の関係➀

高齢になって歯が多く残っている人は、認知症発症や転倒する危険性が低い事が分かっています。
これは歯の健康が身体の健康と大きく関係しているという事のようです。
年齢を重ねると歯が失われていきます。
40代、50代と歯が抜け初め、60代ではおおよそ3本、70代ではおおよそ5.5本抜けると言われています。
もちろん歯を失う原因は虫歯です。
虫歯の治療回数が増えるたびに歯は削れ小さくなっていきます。
口の中は常に500種類以上の細菌が唾液1mlあるいは歯垢1mg当たり1億から10億も存在。
歯垢を綺麗にしていないと歯周病の原因となります。
65歳以上の高齢者死因トップクラスの肺炎、実はこの肺炎の原因となる細菌が口の中に多く存在しています。
その細菌が唾液や食べ物と一緒に肺に入ってしまい発症する誤嚥性肺炎です。
歯周病減菌は歯周病や肺炎を起こすばかりでなく、心血管系疾患にも関わってきます。歯の持つ内毒素が、血管を刺激し続けることによって動脈硬化や冠動脈心疾患などを引き起こす可能性があります。
ケガは仕方ないとして歯周病、虫歯、噛み合わせなどは予防できます。
3ヶ月に1度、半年に1度などの定期的で歯を診てもらうことをおススメ致します。
お風呂の入浴温度と時間で改善される症状表

表を作りました。
42℃以上の高温での入浴は自律神経の交感神経が活発になってしまい、身体への負担が大きいとされています。
最適は42℃で10分、または41℃で15分、または40℃で20分の入浴方法が免疫力と健康を良くする入浴時間と温度ともされてます。
世界1肥満の国はこうしてできあがった③

マッカレンにあるレストラン。
タコスひとつ500kcal。これをみんな4つは食べているとの事。
前回の記事で朝食では約1000kcalを摂取。おやつのタコスで2000kcal。
これで一般人の女性の1日の摂取量の1.5倍はカロリーを摂取している事になります。
肥満になり病気になってから病院へ行く。
食生活が原因で。糖尿病、高血圧、心臓病。
食べるモノ、食べる量が原因。
アメリカの病院は高額です。1日入院で2000~3000ドル(約30万~45万円)
お金がなく保険も無かったら、何もできる事がない。
そして多くのマーケティングターゲットは「子供たち」だという。
アメリカの子供向けの番組スポンサーには、食品メーカーが数多くいたりファーストフードチェーン店のスポンサーが多いのが事実。
CMで子供たちの意欲を狙い撃ちする広告ばかりだという。
なぜ子供たちなのか?
それは味覚が成長過程にある子供たちに、ファーストフードなどの濃い味付けや刺激の強い味を覚えさせる。
すると、そこから抜ける事が難しくなり大人になっても依存していくというプロセスになっていくという。
子供たちが大きな長期な顧客獲得に繋がっていく。
これが子供たちがターゲットになっている理由。
世界一の経済大国のリアルがこの状況。他の国の事は分かりません。
日本では学校給食を基盤に食育を学んでいます。
アメリカの肥満の原因として食育がない。
ニンジンやブロッコリーなどが何なのか分からない子供が成長して大人になっていく人もいます。
ひとつの研究ではシュガーハイ(砂糖が多量のモノ)の状態だと
集中力低下・成績・態度の悪化に繋がっているとの報告もあります。
食事と運動、これは学力にも直接的な関係があるという事です。
どう選択するかは各自の自由、選ぶ、選ばない、知る、知らないという食生活。
考えさせられますね。