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2025-03-11 21:44:00

運動するときのスポーツドリンクはNG

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スポーツドリンクを飲むとNG?

 

スポーツにドリンクが良いと言うのは「カーボローディングがパフォーマンスを上げる」という定説からうまれてしまったことからだと思います。

 

しかし、このカーボローディングも「ケトン体質」を認識していなかった間違い、と

 

『小麦を食べるな』で有名なウィリアムデイビス氏が書いています。

 

糖質を摂ると逆に「低血糖」になるからです。

 

??

 

と思った方も多いかと思います。

 

血糖値を上げるために糖質をとるんじゃ?

  

しかし、低血糖時に糖質を摂るとインスリンが体内から分泌され、血糖値を上げるところか逆に血糖値を下げてしまいます。

 

マラソンランナーが貧血になる、ということもこれがひとつ原因となっています。

 

そして「ハンガーノック」というエネルギー切れで体が動かなくなる原因も、低血糖と考えられています。

 

外部から摂取しなくても糖質は「糖新生」という体のつくりで体は糖質を作れます。

 

スポーツドリンクを飲んで血糖値が上がると、体の細胞の水分が血管内に移動し、細胞が水分不足にもなります。

 

ではなにがいいのか?

 

運動時に水分が失われたら水またはお茶です。

2025-03-10 21:48:00

ポジティブVSネガティブ

ポジティブVSネガティブ

ポジティブVSネガティブ

 

明るい性格・楽観的VS消極的な性格・否定的

 

と言う話をしようとしている訳ではありません。

 

筋力のトレーニングの話です。

 

・・・なんだよトレーニングの話か

 

と言わないで聞いてください(笑)

 

ポジティブ=求心性収縮=コンセントリック収縮

 

ネガティブ=遠心性収縮=エキセントリック収縮

 

筋肉を縮めながら鍛える事をコンセントリック、要するにポジティブトレーニング。

 

筋肉を伸ばしながら鍛える事をエキセントリック、こちらがネガティブトレーニングと言われています。

 

昔から、どちらが筋力の上達に効果があるのか議論されてきました。

 

ちなみにアイソメトリック(等尺性収縮)というのもありますが、これはポジティブ、ネガティブにも匹敵はしません。

 

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作った画像のように、ダンベルをゆっくり持ち上げた時に上腕二頭筋が固くなる事がポジティブ。

 

ゆっくり降ろしていく時に上腕二頭筋が耐えているのがネガティブ。

 

筋トレ用語で「ポジティブ」、「ネガティブ」と呼んでいます。

 

よく、この収縮性論バトルで「ネガティブ」動作での筋力トレーニングが1番効果があると伝えている人も少なくないと思います。

 

しかし、これは10年以上前(2009年まで)の知識であり、ネガティブを意識したとしても全く意味はありません。

 

ネガティブな動作が効果的と言われてきたのはポジティブな動作よりネガティブな動作の方が筋肉に強い収縮を感じ、重い重量を耐えられるから。

 

この感覚が先行し、どうやらネガティブな動作を勧めてしまう由縁でした。

 

しかし、重い重量に耐えられることは筋肉の中のチチンというタンパク質のおかげ。

 

ネガティブ動作の強さが重い重量に耐えている訳ではなく、チチンという強い物質が支えているだけ。

 

結果として、ネガティブ動作によるトレーニングとポジティブ動作によるトレーニングを比較したところ、

 

どちらも統計学的な有意さは認められなかった。

 

要するにどちらでも変わらない。

 

2017年ニューヨーク市立大学の研究が信頼性の高い研究方法で調べた結果です。

 

極端に言うと、ネガティブは効果は変わらない上に疲労感がポジティブより増すので「ネガティブ動作」にメリットはないと言えるでしょう。

2025-03-06 23:58:00

血液型と性格の関連性とは?

血液型と性格診断の関連性とは?

血液型と性格。

 

昔からこの関連性は取りだたされてきました。

 

A型は消極的・保守的。B型は外面的に積極的・進取的。O型は積極的・進取的。

 

そしてAB型はA型とB型の混合型。

 

関連性に付随して、この判断材料も昔からずっと言われてきているおおよその外的結果。

 

僕は「なに型」に見えるでしょう・・・

 

・・・そんなことどうでも良い話ですが「A型」です。

 

几帳面で潔癖症・・・そんなイメージが湧いてきますか?それとも全然違いますか?

 

「なんとなくそう言われてみると?」なんて、根拠のない説得力が昔から血液型診断にはつきものでした。

 

僕もこの性格と血液型で様々な人と話をしてきたと思います。

 

ひとつの話題話にもなるし、相手との話を途切れさせない営業ネタにもなります。

 

しかし、この血液型と性格には関連性は認められていません。残念な話ですが。

 

データを見ても関連性を支持するデータは表れていないとされています。

 

特に日本人がこのような血液型と性格の関連性を好んでいるような傾向があるように思えます。

 

1971年に「血液型でわかる相性」。

 

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この本から、日本では性格と血液型の関連性を信じる人が流行したと言われています。現代までもこの手の本は様々出版されています。

 

1990年までには6割以上の日本人が血液型と性格の関連性を信じて疑わなかったと言われていますが、今はそれ以上だと僕は思っています。

 

しかし、血液型と性格についての論文を見てきた中でやはり関連性の根拠が強くうたわれているものはありません。

 

論文 久保義郎・三宅由起子著

 

「血液型と性格の関連についての調査的研究」でも事実は明らかになっています。

 

さて、ではなぜこのような流行現象が起きてしまうものなのか?

 

もちろんスポーツ学や栄養学といった今現在研究途中で、進化した研究のおかげで10年・20年前の事実が覆されてくるから。というのも間違ってはいません。

 

「乳酸が疲労物質」とか「アキレス腱は伸ばしてストレッチするもの」。代表的なものだと「水は飲むな、根性だ」

 

このような、まだ科学的根拠が不十分だった時の、誰かが言った曖昧な説得。これがタイミングと流行によって広まってしまった。

 

血液型もそうです。

 

次回はどのようにして広まってしまうのかを書いていきます。

 

それでも血液型で判断する事は面白い話のタネにはなりますが(笑)

2025-03-03 07:21:00

高齢者が痩せているのは先進国で日本くらい④

高齢者が痩せているのは先進国で日本くらい④

今回は高齢者へ向けてシリーズの最後。

 

血糖値を下げなくて良い

 

2016年に発表された糖尿病治療ガイドラインの改定では「高齢者は血糖値を下げない方が良い」という内容も加えられました。

 

糖尿病とは高血糖を避けて血糖値を下げなくてはいけないのに?

 

近年、血糖値の下げ過ぎでトラブルが急増。

 

80歳以上に多い「重症低血糖」。

 

これは加齢と共に薬を分解・排泄する肝臓や腎臓の働きが低下、薬の成分が身体に長く残ってしまって効き過ぎる症状。

 

高齢者は自律神経の機能低下で、本来気付ける低血糖の症状を自覚できないの大きな要因。

 

低血糖が深刻になると認知症リスクも高まることが研究で明らかにされています。

 

脳への栄養が急速に欠乏しこれにより脳神経細胞がダメージを受けるのが理由。

 

糖尿病は「血管の老化が早くなる病気」。

 

これにより動脈硬化や心筋梗塞の原因にもなるので要注意です。

2025-03-02 13:58:00

高齢者が痩せているのは先進国で日本くらい③

高齢者が痩せているのは先進国で日本くらい③

さて高齢者はなぜカロリーを多く摂取しなければいけないか?

 

『食べているという人ほど低栄養だった』

 

そんな記事があります。

 

全国の訪問看護師さんが高齢者の患者さんにご飯をしっかり食べているか?と聞いたところ、「食べている」と答えた人を対象に調査したところ、68.4%、7割近くの人が低栄養、もしくは低栄養リスクの状態だったとの報告があります。

 

つまり栄養状態に問題が無かった人はたった3割。

 

これは高齢者本人が自覚していないほど食事量が少なく、必要なカロリーが摂れていなかったそう。

 

高齢者があまりにも食べていない状況が明らかになった。

 

カロリーが摂れていないと筋肉量も落ちているというコト。

 

筋肉量がキーポイント。

 

日本糖尿病学会では2016年、糖尿病治療ガイドラインに改定をくわえた。

 

『特に体の衰えが目立ち始めた高齢者については、十分なタンパク質を摂ることと、比較的多めにエネルギー摂取することが望ましい』

 

筋肉をなるべく落とさないような注意勧告とも受け取れる。

 

もちろんタンパク質だけ摂っていても筋肉量が低下するのを防げるくらいしか効果はない。

 

筋力トレーニングと合わせてタンパク質を摂取し、筋肉量を増やしてほしい、それが様々な病気のリスクを減らせる手段だと覚えてほしいと思います。

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