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12月初旬には美ラックス法、そしてかえってきた地獄ダイエット
リラックス。
それは一番大切なこと。
去年も年末行った呼吸法コース。
普段の生活でも、もちろんアスリート競技でも。
「脱力」とまたリラックスは大きく違い。
リラックスは体が緊張状態でないことを意味する。
リ=re=再び
ラックス=laxare=緩める
ゆるんだ状態に戻す。
これがリラックス。
呼吸も運動もすべてこのリラックスが重要。
美しく、張り詰めた状態からゆるめる。
そんなショートプログラムになっています。
この12月のショートプログラム「美ラックス法」で12月最後を締めくくるのも有り、
そのあとの地獄ダイエットプログラムに備え一呼吸入れるのも有り。
2019年をよりよい形でしめるために。
Quality Of Life
冷える時期にはぴったしの動的ストレッチ
ハニーラルヴァではウォーミングアップメニューに呼吸法や動的ストレッチを組み込んでいます。
朝活フィットネスメニューではお馴染みの動的ストレッチですが、体が冷えるこの時期なので、
一般メニューにも取り入れていきます。
「動的」ストレッチとは「静的」ストレッチとは違い、身体の温度を高めていきます。
静的ストレッチのように副交感神経を促しリラックスさせるストレッチは筋肉の温度はさほど上がりません。
静的ストレッチは就寝前のタイミングが良しとされています。
また、運動前の「静的」ストレッチで身体の筋の温度が低い状態から一気に激しい運動を行うと、
よいパフォーマンスどころか場合によっては怪我のリスクになります。
「動的」ストレッチはひとつの動きを繰り返しながら、関節や筋肉に刺激を与える運動です。
心拍数が上がって筋筋が上がり、関節の動きもなめらかになるので、競技パフォーマンスが上がります。
また、筋肉に流れる血流の量が増え、身体の内部温度もあがるため体はすぐに温まります。
そして一番のメリットは、ストレッチの動きに目的とする運動中の動きが組み込まれていることから、
やはり運動前のストレッチとしては最適になる理由になります。
井上尚弥選手のWBSS優勝
井上尚弥選手とは以前スパーリングで練習した事があります。
その時は井上君はWBC世界ライトフライ級チャンピオン。
ライトフライ級とは僕の階級(スーパーバンタム級)より4階級下の体重階級。
1階級違えば大きなパンチ力の差のあるボクシングや格闘技。
その井上くんは4階級上の僕(芹江匡晋)を指名。
??
なぜ僕の階級をわざわざ呼ぶのだろうと不思議に思って、井上くんが所属している大橋ボクシングジムへ足を運びスパーリングしました。
背丈も違えば階級も違うのでパンチ力も違う。
わざわざパンチ力の強い相手を選んで背丈も違う選手とスパーリングするのか?と聞いたところ、
僕の階級にくるまで日本チャンピオンなどの選手はみんなやられたんです、と。
スパーリングして納得しました。
スピードはもちろんパンチ力も僕の階級の上の選手みたいな重さ。
僕は現役時代負けず嫌いなところもあったので、他人を「強い」とはなかなか言いたくなかったけれども、
井上選手は強い、そう感じたスパーリングでした。
そんな井上選手が世界チャンピオンが集う世界最高峰の試合「WBSS~ワールドボクシングスーパーシリーズ」に出場。
選ばれた世界チャンピオンしか集わない大会。そして決勝は日本人の世界チャンピオンも敵わなかった、ノニト・ドネア。
生きるボクシングレジェンドのノニト・ドネアとフルラウンド12回戦い、そして勝利。
日本人が成しえない偉業を達成した井上尚弥選手でした。