②毎日更新の情報
ジョギングの腕振り②
前回までのジョギングの腕振り時、
①「制振装置」の役目
②地面を押す力が増して「推進力」
③肘を意識して「遠心力」
そして、今回は「壁をつくる」。
壁が足を強く前に踏み出すエネルギーになります。
肘が上半身より前に出てしまうと、腕振りの根本的な目的「制御装置」が崩れ、
頭や肩などの上半身が大きく振られてしまいます。
下半身をうまく使うことによって上半身にエネルギーが伝わるのと同じで、
上半身の使い方がうまければしっかりとしたエネルギーが下半身に伝わります。
壁を作ることによって上半身がしなり推進力に大きく繋がります。
肘を上半身より前に振るとバランスが崩れやすくなるので注意してください。
※「ランナーが知っておくべき歩き方」みやすのんき氏
「一流ランナーは必ずやっている!最高のランニングケア」中野ジェームス修一監修 佐藤基之著
「間違いだらけのウォーキング」木寺英史氏 参考
緊急事態宣言延長のため、臨時閉館を延長致します。大変ご迷惑をお掛け致します
『5月6日(水)』当初予定されていた緊急事態宣言解除がかなわず延期に至ったため、
ハニーラルヴァは5月31日(日)まで閉館を延長することにします。
大変ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございません。
「健康」を第一に考え、今この判断に至った事ご理解していただきたく存じます。
この事態に伴い、5月に引き続き、次の月の会費も無料とさせていただきます。
またジムが開きお会いできる時に向け準備は整えておきます。
引き続き、オンラインでのフィットネスは継続していきますので、
お時間、ご都合ある方はご自由にご参加下さい。
動体視力を養うためなどの運動や眼球トレーニングが網膜剥離になる
以前の記事で、ブルーベリーが目に良いという通説について医学的な証拠はないとお伝えしました。
ビルベリーには抗酸化作用があるため、「老化」や「動脈硬化」などを予防する効果は期待できても目への栄養効果の証明はありません。
そしてもうひとつ「眼」に対して注意が必要なことを記載していきます。
「眼球トレーニング」。または「眼球運動」。
これが眼球に対して危険な行為となります。
私も、プロボクサー現役時代はトレーニングの一環として「動体視力」を養うために、と
トレーニングセンター施設で行っていたことがあります。
眼を上下左右に激しく動かす。それが「動体視力を養う」、「目の健康」と「老化防止を図る」など聞かされていました。
しかし、この運動を実行していた方々。
この運動によって、目の中の硝子体繊維が強く揺れ、その繊維の端に付着した網膜が引っ張られて破け、
網膜剥離になる方が続出。
眼を激しく動かして硝子体繊維が揺れると、繊維が引っ張っている網膜がより強く引っ張られます。
この力が網膜周辺部に網膜の裂け目を作ります。
さらにこの運動を続けることで、その繊維の断端にある網膜の小さな裂肛が引っ張られ、
より大きく裂ける事が分かっています。
そしてこの裂け目から目の中の水が網膜下に入り、網膜剥離が起きます。
アメリカ白内障屈折矯正手術学会(ASCRS)常任理事を務め、これまでASCRS最高賞を20回受賞している深作先生は
「『ただ走るから健康になる』と根拠のない理屈と同じで
『眼を激しく動かすことは健康につながる運動』だと勘違いしては危険。」
眼の健康増進や目の老化防止には役には立たない。そう強くうったえています。
私(芹江)は眼球運動でのトレーニングで目を劣化させるには至らなかったものの、
雰囲気だけで作られた「眼球運動」「眼球トレーニング」類を面白がってやっていた頃を
思い出すと少し身震いします。