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今月のテーマ「丸めて反る」運動とは?たたずまいを美しくする
「丸めて反る」
今月後半のテーマでもあり、ボクシングで動きや避ける動き、そしてキックミットでの「丸める反る」とう表現をしてもらっています。
体をたわませ背骨を「丸く」した時、骨盤が後ろに回転する。これを骨盤が後傾になったと表現するのですが、この状態は骨盤内の筋肉群が縮みます。
逆に「反る」の動きをした時、丸くなった背骨が少しずつ元に戻り、首の骨が背骨からまっすぐに伸びていきながら、胸が広がります。
「丸める反る」の動きを高めれば、腰周りから下腹部、お尻の臀部の筋肉にひびくので、そこに連動している脚の大腿部の運動にも直結していきます。
要するに丸める反るで、腰から下半身のフィットネスになるということになります。
サッカーで言えば「トラップ」をする時にボールの勢いを止めるためには必要不可欠な運動「丸める反る」。
水泳の「キック」もそうですね。「丸める反る」の運動がよく使われています。
スポーツ以外では、腹圧がかかることで、お腹周りが引き締まってくる。
便秘にも効果がありますし、胸が広がることで「姿勢」にも繋がります。
そしてそれは「歩行」にも繋がります。
先に述べたように、脚の大腿筋肉にもつながっている「丸める反る」ですので、
脚を使った動きで最もよく使う動きとして「歩き方」が上手くなるのは当然と言えます。
そこに「よい姿勢」も加わるのですから、「丸める反る」は人のたたずまいを美しくする動きと言えます。
7月後半のテーマは「丸める反る運動」そして「体幹トレーニング」です
後半テーマは身体を丸める反る運動、そして体幹トレーニングがメインになります。
「丸める反る」は歩く、走る、の動作が楽になり山道や坂、階段の昇り降りではもっとそれが実感できるようになります。
それが骨盤の「丸める反る」運動です。
胴体を丸める時、横から見るとCの字のようにたわむ。
反るときは丸くなった背骨が少しずつもとへ戻り、首の骨が背骨からまっすぐに伸びていきながら、胸が広がった感じになります。
この時、骨盤が動き、その動きが背骨に伝わりますが、丸める時は骨盤が後ろに回転。
骨盤が後ろに回転すると骨盤内の筋肉群が縮むことになります。
この動きがスムーズになれば、腰から下腹部、腰から臀部にかけての筋肉がよく動くようになるため、そこに連動している大腿が楽に動くようになります。
よって、ダンスや脚の表現を必要とする歩きや走りの表現が多彩になると言えます。
そして、もうひとつは「体幹トレーニング」。
ハニーラルヴァでもお伝えしている通り「体幹」は簡単ですが簡単ではありません(笑)。
体幹の姿勢を真似する事は誰でもできます。
そう難しい事でもありません。
でもそれは真似しているだけ、という事。
「体幹トレーニング」はどこにどう力を入れて姿勢を保つか、が重要であり、
形だけまねようとしてキープしても、例え1分、3分、10分保つことができたとしても、
本来入れてほしい力が入ってなければ意味は全くありません。
他の筋力トレーニング、または腹筋トレーニングと同じように。
入れるべき場所に入れる力、を伴わなければそれは10分、20分継続しても
正しく1分継続した体幹トレーニングの足元にも及ばない強度になってしまいます。
手足の連結部分として重要な「体幹」。
これを鍛えることで、「手」や「脚」のパフォーマンスレベルが上がるのは確実です。
基礎代謝を上げる方法
基礎代謝を上げるとてもシンプルな方法でもあります。
ハニーラルヴァでもYouTube動画にいくつも上げています。
「脱水症状」の危険な事。
水分補給。
「体が脱水気味になると、肝臓を含む臓器の機能が低下し、それに応じて代謝の速度が落ちる」
デンバーに所属する管理栄養士のケンドラ・グラスマン氏。
ユタ大学の研究によると、体内の水分量が3%減少すると、安静代謝速度が2%も減少してしまうという。
脱水症状は疲労や筋肉の機能低下などを引き起こし、トレーニングや散歩、その他体を動かすアクティビティの効果の妨げとなってしまう。
一日あたり8~10杯の水を飲むように心がけると充分な水分を維持できるようです。
それと尿の色でチェックするとまた安心もできます。
Whatever Does Not Kill Us(どんな試練も乗り越える)
度々、ハニーラルヴァのこのページではストレスの事について触れてきていますがまた新しく書かせていただきます。
人の過去はとても重要だと言う論文を見つけました。
「Whatever Does Not Kill Us(どんな試練も乗り越える)」
という論文を書いたニューヨーク州立大学の心理学者マーク・D・シーリー氏。
「逆境はレジリエンスを育む」
過去にツライ出来事やトラウマを経験した人の方が、うつ病や不安症などに対する耐性が高くなることを明らかにしました。
2000人のアメリカ人を対象にした4年間の大規模な研究だったみたいです。
多くの人は人生に逆境などない方が良いと考えなるべく安全な道を選びますが、
実際にあまり逆境を経験したことのない人たちは、ある程度ツライ経験のある人たちに比べて、
幸福感が低く、驚くことに健康状態も劣っていたという結果が出ました。
性別、年齢、民族性や人種問わず、逆境は健康に対してとても関連性があるものだと。
人生でもっともツライ経験は人によってさまざまであれ、そのおかげで心身ともに強くなる可能性が高いということになります。
どの姿勢が一番負担がかからない姿勢か分かりますか?
画像の姿勢、どれが一番理想か分かりますか?
左から、
①骨盤が傾いている
②骨盤が後傾している
③骨盤が前傾している
④骨盤が中立している
この④番の姿勢、骨盤の「中立」が一番の理想です。
この姿勢を「白樺のポーズ」と呼びます。立ちながらでもドローインの姿勢をキープしています。
体を自由にコントロールできる、機能的にも形態的にも優れた姿勢とされ、
「機能美を兼ねそろえた美しい姿勢」と呼ばれ、単に見栄えだけがフォーカスされるのではなく技術的に富んだ姿勢として、
旧ソ連では「ペリョースカ」と称されました。


