②毎日更新の情報
有酸素運動と無酸素運動は一概に分けないで!
有酸素運動、持続的に継続して運動するトレーニング。
レンジスタントトレーニングやウエイトトレーニングとも総称される、目的の筋力に強い負荷をかける運動を無酸素運動。
そう分けられることが多い「有酸素運動」と「無酸素運動」。
ミトコンドリアは酸素を使ってエネルギーを作ります。
糖、脂肪、たんぱく質からエネルギーを作るミトコンドリアでの酸化反応が、ATPエネルギー(アデノシン三リン酸)を作ります。
このエネルギーを作るための反応は人間が生きている限り必ず働きます。
要するに「無酸素状態」なんてことはありえません。
よって「無酸素運動」という言葉が当てはまることがないという事になります。
これは「乳酸を活かしたスポーツトレーニング」八田秀雄氏の中でも解説されています。
そして世界的にも有名な最大酸素摂取量向上トレーニング「TABATAトレーニング」の田畑泉氏も、
酸素借の関係でもすべての運動・身体活動は両エネルギー供給系(有酸素運動エネルギー供給系と無酸素運動エネルギー供給系)が関わっているため、
一概に「有酸素運動」「無酸素運動」とは言えないとも話しています。
礼服を着てわかるダイエット効果、声をいただきました。
今回のダイエットプログラム参加者の方も通常のメニュー会員さんからも
「礼服を着た時にムリなく入った」
との声を頂き嬉しいプログラムになりました。
体重の数字が劇的に変わった方も、劇的に変わっていない方も
体脂肪率は変わっているという事。
体重が変わっていなくても体脂肪が減っていればそれは痩せている事。
もっといえば、体重は増えても(筋肉)体脂肪が減っていることも痩せている事。
礼服を着て分かる!との言葉は、トレーナーとしてとても嬉しい言葉となりました。
地獄ダイエットプログラム終了、次回のダイエットプログラムは?
去年末からスタートした
「かえってきた地獄の南国ダイエット」
計3週間を経て終了しました。
気になる正月太り解消プログラムでしたので、100%ココナッツオイルそしてMCTオイルを摂取していただきました。
年明け、多い方は2kg。
今回のプログラムの中で何度か説明した通り、「運動」だけで減らせるカロリーは多くありません。
運動して食べて飲む、また運動して食べて飲むの繰り返しが「代謝」を生みます。
「運動」だけではダメ、もちろん「食べる」だけでもダメ。
運動と摂取が合わさって基礎代謝量をアップさせ、普段からカロリーを使う体になっていくという事。
「食べて飲むから、痩せる」はこういう事です。
次回のプログラムでは「食べる、飲む」の栄養部分も気を付けてもらい、
「栄養」にも指導を当てまたダイエットプログラムを組んでいこうと思っています。
ボクサーが仏像修理師とトークしたらどうなった?
鹿沼にある仏像修理師3人が経営する「三乗堂」。
そこで文化財についての各々の想いを語り合っています。
日光の輪王寺、平成の大修理をきっかけに集まった3人がどういった今までを辿って、これからはどういう道を追っていくのか。
そに中で僕の「健康」と「運動」の話がスッと混ざっていく。
どうぞご覧になって下さい。
糖をエネルギー源にするのが乳酸「乳酸」が疲労物質なんて切り捨てて!
まず、何度もいうように「乳酸」は、
酸素不足で作られて筋肉に溜まって疲労の原因になる事の逸話から頭を切り離してほしい事。
乳酸が酸だからそれで体が酸性になって、筋収縮などがうまくいかなくなるという考えが大元にあるようです。
本当に体内が酸性になればそれは疲労の1原因になりますが、実際には体内には酸性にならないような仕組みがいくつもあるため、
なかなか体が酸性になることはありません。
そう説くのは東京大学大学院の八田秀雄氏。
体内が酸性に傾くのはほんのわずか程度。
体は常に中性を保とうとしています。
乳酸は疲労物質ではなく、疲労を回復させてくれる役目です。
ハニーラルヴァでも常々伝えています。
疲労の原因の根拠など解明できていません。
そこを勘違いしないように。
原因はひとつではなく混合的なため、ひとつの理由を取って「疲労」だとは言えません。
要因としては、リン酸、ADP、カルシウム(細胞外)、ナトリウム(細胞内)、活性酸素種、
グリコーゲン、ph、体温上昇、筋温上昇、脱水、筋損傷蓄積など。
こんなにたくさんの原因があります。
これを見てわかる通り「乳酸」など含みません。