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骨盤臓器脱は珍しいことじゃありません
骨盤内の臓器が下がり、膣がはみ出てしまう事。
「骨盤臓器脱」
女性の骨盤内にある臓器が本来の位置より下がり、膣からはみ出てくる病気です。
毎日の生活の中でかかる腹圧や重力で悪化することがあります。
しゃがんだり腹圧が強くかかった時、立ち仕事や長時間歩くなどで腹圧や重力が長時間かかる時に症状が現れます。
進行すると、弱い腹圧でも、臓器がはみ出る回数が増え、下がり方も大きくなってきます。
この症状にはハニーラルヴァで行っている骨盤底筋トレーニングが有効。
尿漏れ防止、そして産後にも重宝されている骨盤底筋トレーニングです。
骨盤臓器脱は基本的に命に係わる病気ではありませんし、急いで手術する必要はありませんが、
膀胱炎を繰り返してしまったり、臓器が挟まって歩きにくい、臓器が3cm以上はみだしている場合などの時に
手術を検討したほうがいいかもしれません。
地獄ダイエット3週目
頑張ってくれている地獄ダイエットの3週目です。
有酸素運動、そして間欠性トレーニング。
これを日々繰り返していただいてもらっています。
脂肪燃焼の特化したトレーニング内容を選びました。
常に食べ続けていれば体が支障をきたすのは当然
「絶食によっておきるストレス状態が体の回復メカニズムと普段は生活習慣のせいで眠っている自己調節力を目覚めさせる。」
そう謡うのはロシア・ゴリアチンスク病院の医師。
この病院では50年前から絶食療法を実施しています。
私もYouTubeで公開したこともある断食。
ロシアでは絶食療法が医療の一部として認知されています。
また、ドイツでは国民の2割が絶食療法を経験。
規則正しく食事をし、冷蔵庫を開ければ食料がたっぷりあるという状況は人間の歴史を見渡しても稀な状況。
常に食べ続けていれば体が支障をきたすのは当然。
人間の遺伝子は絶食よりも豊食に適してはいないのかもしれません。
飢餓に近づくと体は警告を発します。
ホルモンの分泌が変化し、体に蓄えられた物質をそれぞれ必要な場所に運ぶ。
それが自己調節。
絶食療法が成果を上げられたのはこの自己調節メカニズムが働いたから。
血液中のブドウ糖、コレステロール値、中性脂肪、インスリンの値が下がっていきます。
ガン細胞がブドウ糖が少ない状況を嫌うように、「豊食」が体には向いていないという理屈は当てはまるのかもしれないひとつです。
ドローイン呼吸はぽっこりお腹改善の近道です
今月前半のメニューでもある「腹筋」。
日頃からハニーラルヴァではドローイン呼吸をしてもらっています。
丹田を意識してもらい腹式呼吸そして、腹圧呼吸。
ピラティスでは「スクープ」とも呼ばれるこの呼吸法。
「インナーマッスルを刺激してお腹によい」という表現がよく使われていますが、
どういう作用なのか?
理屈的には、お腹を凹ませると腹巻のようにお腹を包んでいる腹直筋や腹斜筋群によって内臓が締め付けられます。
すると、筋肉に緊張状態が残り、ウエストが細くなるという仕組みになっています。
最初は一時的な効果にすぎませんが、繰り返すことで継続時間が長くなり、細さが定着していきます。
それに、腹斜筋群のトレーニングを負荷を下げて多くこなすことでも、周辺部の脂肪が落ちやすくなり脇腹をスリムにできる効果を持っています。
お腹は手足に比べ動かす頻度が少ないため、脂肪が付きやすい現状です。
大切なのは股関節ばかり動かすことではなく、コア(とくに背中の脊柱)を大きく動かすこと。
お腹を凹ませると複腔内の圧力が高まることから腰も安定します。
ドローインをしながら腹筋運動をこなすこともいい方法です。
腹直筋を縮める腹筋運動に対して、ドローインは腹直筋を伸ばそうとします。
相応する力を同時にかけ、負荷を高めるトレーニングのひとつです。
今月前半のテーマである「腹筋」。
残り少しですが、ドローインを意識して腹筋運動をすることはポッコリお腹解消の近道です。