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脳と運動と知性はイコール

「体にいいことは頭にもいい」
そう科学的にも発表されているほど、「運動」は知性にも比例しています。
前に「運動は脳に良い」というのを記載しましたがそのあと、より深く調べてみることにしました。
学力が体格指数のBMIと有酸素運動能力が学力を上げる最も重要な要因だとの発表はあります。
「子どもの健康に気を配っていれば、子どもは良い成績をとれる」。
CDE(糖尿病療養指導士)や多数の研究者からの論文も発表されています。
神経細胞のニューロンが運動によって結合を強めていくと去年のブログでも記述したかと思います。
「記憶力」「集中力」「学習態度に良い影響」があることも研究対象者で試した結果が出ています。
フィットネスグラムという身体能力の評価方法がありますが、そのフィットネスグラムと学力検査の点数が相関することも分かってきています。
「有酸素運動能力」「体脂肪率」「腹筋の強さと持久力」「体幹の筋力と柔軟度」「上半身の強さ」「全身の柔軟性」。
この項目が学力との比例を明らかにしています。
CDEの2001年の検査では、運動能力が高い子どもほどそうでもない子どもより2倍も学力能力が高かったとの発表もあります。
速く走れないコトとベストを尽くしていないコトはイコールではありません。
必ずしも、ベストを尽くした運動じゃいけないわけではないと僕は思います。
ですが、調べるうちに明らかになる
「運動」=「知性」は
そのまま比例しているといってもなにも過言ではないことが分かりました。
確かに「運動」が身体の血流を活発にさせて身体に「良い事」までは誰でも想像はできていることだと思いますが、
ここまでロジカルに発表されているとは驚きました。
今後、決定的な理屈が発表されることも遠くはなさそうですね。
尻(大殿筋)脚(大腿筋)の下半身トレーニング週間

これもまた今月後半のテーマでもあります。
「下半身筋力トレーニング」
ハニーラルヴァは下半身のお尻、そして太ももの筋肉トレーニング強化週間になります。
お尻全体を覆っている「大殿筋」、お尻上部の側面の「中殿筋」。
引き締まったヒップラインを形成し、股関節の運動機能を高めるための大殿筋。
この大殿筋は人体の中でも最も大きい面積を要している筋肉なので、
トレーニングによって大量のエネルギーを消費できる筋肉でもあります。
もうひとつのお尻筋肉、人間が立っている時に骨盤の左右のバランスを維持するために必要とされる中殿筋。
ここを鍛えるとお尻側面を引き締められます。
このお尻の2つの筋肉を鍛えると、股関節の多方向の動きがスムーズにできます。
そしてこの大殿筋、中殿筋とセットで鍛えたい太もものハムストリングでもある「大腿筋」。
太もも前面に位置する大腿四頭筋、そして裏側にあるハムストリングの大腿二頭筋。
速い球を投げたかったりする場合や速く走れるようになるための筋肉は前とは限りません。
大腿筋は後方に振る動きに直結するため、お尻の大殿筋と共に働きます。
そして大腿四頭筋は下腹部の腸腰筋ともつながっているため、ここを鍛えることは下っ腹も一緒に鍛えられるということになります。
夕方キッズ・ジュニアコースでは四股そして首相撲をしています。

キッズ・ジュニアコースではボクシングそして器械体操競技、サーキットトレーニングをしています。
他の競技でも十分に通じさせるためです。
ボクシングでもボクシングじゃなくても。
身体の柔軟性(可動域)そして身体の強さ(体幹)、モビリティとスタビリティを大切にしています。
その中でも相撲の「四股」そして、ムエタイ競技でも使う「首相撲」もトレーニングに入れています。
「四股」の基本構えを「腰割り」と言います。
体幹をON、OFFにできる事を覚えたら四股に移ります。
腰は腰腹部全体、体の中心、さらには心の中心としての「腰」という意味もあります。
体を合理的に動かすための構え、ぶれない、しっかり安定した構えの事を、
「腰が入った」「腰を据えた」と表現しています。
武道の世界では、体を左右や上下に分けて使うことで、素早く鋭い、
自由自在な動きができるようになることを「割体」(かったい)と言います。
「腰割り」も「割体」と同様、心身の中心としての腰を分けて緩め、自由自在に使うためのもので、
ムエタイの首相撲と同じく、体幹強化にはとても秀でたトレーニングになります。
そしてやはり察しの通り、股関節の可動性にも富んだトレーニングにもなっています。
新木場1ST RINGでスパーリング大会

ここハニーラルヴァは何度もお伝えしている通り、ボクシングジムではなく、
ボクシングの動きが骨盤の動きや体幹の動きに最適な運動と捉え、
身体操作運動をしていただいているフィットネスジムになります。
ですが、2月の「おやじファイト」そして今回の「FIELDスパーリング大会」と
安全を顧慮して楽しめる大会ならと、希望する会員さんがいれば連れて出場をしています。
パンチの打ち方も理屈的に教えているので、パンチの衝撃が強くなったことを身をもって感じられたのでしょう。
自信がついたんですね。
今回はFIELD主催のスパーリング大会とあって、本来の3分のボクシングではなく、
1分を2ラウンドで勝負する大会。
ハニーラルヴァからは3人出場しました。
そんなハニーラルヴァですから、もちろんハニーラルヴァ内でのスパーリングは
今までさせていません。
スパーリングを希望して経験を積みたい会員さんは、時々代表が他所のジムに連れて行ってくれる時に
スパーリングしてもらっています。
今回のFIELDスパーリング大会に向けてほぼスパーリングしたことなかったり、1度もやったことない
会員さんばかりでしたが、この大会ならと出場を許可しました。
FIELD事務局さんのおかげで楽しく安全にスパーリング大会にのぞむことができ、
会員さんたちも喜んでいます。
そしてスパーリング大会終わると、
「また出場したいです!」
「緊張しましたけど、興奮しました!」
と楽しんでくれた様子。
それでも、会員さんもしかりですが、代表もとても緊張していた様子。
元々ボクシングジムではないハニーラルヴァで、スパーリングの練習もさせてない、
そんな中だけれども、会員さんを勝たせてあげたい。
会員さんには
「勝ち負けなんか関係ない。楽しんでくれれば。」
「勝てたらスゴイ事、だってスパーリングさせてないフィットネスジムなのだから。」
「負けたら、代表が悪いだけ、会員さんはなにも悪くないんだから。」
そう伝えていました。
だけど、やはり会員さん本人たちのためにも勝たせてあげたいのは代表の本当のところ。
いくら楽しめる大会だからと言っても、勝敗もプラスにしてあげたい。
試合前、緊張や不安を抱えた会員さんたち。
控室ではいろんなことが頭を駆け巡っているはずです。
どんなに練習してきても緊張するものです。
悪い事じゃない、そう、本気で取り組んできた証拠。
緊張してもらわないと困ります(笑)
入場曲がかかり証明で照らされ、プロでなくともリングに向かう姿はりっぱなボクサーでした。
ゴングが鳴ればもう相手との2人の時間、ハニーラルヴァの会員さんと戦ってくれた相手選手は
どの選手も素敵な選手ばかりでした。
こんな方たちと気持ちよく戦えたことは一生の思い出になるはず。
1年後、3年後、10年後にはこういう経験も笑い話になるんだからとびっきりのネタを今日作りにいこう。
そう出場する会員さたちには伝え、あとは「やることをやるだけ」そう背中を押し、
1人1人の人生の想いで作りに加われたことを幸せに思います。
戦い終わったあとの顔が、より一層たくましく見えるのは代表だけではないはず。
「またスパーリングどんどんやっていきますので!頑張ります!」
だからうちはスパーリングさせるジムじゃないっての(笑)