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「汗や小水でアルコールが抜ける」は正しい?

事実:汗や尿、呼気により排出されるアルコール量はごくわずか
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飲酒後、体内のアルコールのうち 2〜10% が呼気・汗・尿でそのまま排出されます。
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残りの 90%以上は肝臓で代謝されるのが一般的です。タニタ+1sociac.jp+4健康日本21+4arukenkyo.or.jp+4
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具体的には、汗が 0.1%、尿が 0.3~4%、呼気が 0.7% とごく微量です。健康日本21
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海外のデータでも同様に、2〜5% が汗・尿・呼気で排出されるとされています。Wiley Online Library+15PMC+15arukenkyo.or.jp+15
実際、汗や尿では効果的なアルコール除去にはなりません
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サウナや入浴、運動で汗をかいても、アルコール代謝が速まることはありません。むしろ 脱水症状を起こしやすくなり、血中アルコール濃度が逆に上がる可能性があります。arukenkyo.or.jp+6タニタ+6tokiomarine-smartmobility.co.jp+6
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医療機関でも「汗で毒素を出すことはできない」という立場が多く、アルコールは 肝臓・腎臓などの臓器で処理されるという認識が正しいとされています。tokiomarine-smartmobility.co.jp
なぜ「時間」が唯一の対策手段なのか?
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アルコールは主に肝臓で代謝されるため、除去にかかる時間を短縮する手段は存在しません。パイオニア株式会社American Addiction CentersSimcoe Addiction and Mental Health
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平均的な代謝速度は 血中アルコール濃度を約1時間に1ドリンク分ずつ(0.015 g/100 mL/h 程度)減少させるペースです。sociac.jp+5Bowling Green State University+5健康日本21+5
「汗や尿でアルコールが抜ける」は間違い!正しい理解と対応法
1. なぜ「汗や小水でアルコールが抜ける」は誤解なのか
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汗・尿・呼気により排出されるアルコールは全体のほんの一部(約2〜10%)です。残りは肝臓が代謝します。PMC+1健康日本21arukenkyo.or.jpウィキペディア
2. サウナや大量の水分摂取では酔いが抜けない理由
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サウナ・入浴・運動で汗をかいても、血中アルコール濃度はほとんど変わらず、脱水によるリスクだけが高まります。Taylor & Francis Online+8タニタ+8山口県公式サイト+8
3. 正しい対応は「時間を待つこと」
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肝臓での代謝が進まなければアルコールは抜けません。増やせる手段はなく、待つしかありません。パイオニア株式会社
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代謝速度の目安は、1時間でビール1本程度に相当するアルコール量です。Bowling Green State UniversityHealthlineウィキペディア
4. ただし、水分補給は忘れずに
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水を飲むことで脱水を防ぎ、二日酔いの症状を和らげる補助にはなります。また、食事とともに飲酒することで血中への急速な吸収を避けられます。タニタ健康日本21Simcoe Addiction and Mental Health
参考文献・リンク一覧(学術的・信頼性の高い情報源)
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PMC: Alcohol Metabolism – GENERAL PRINCIPLES OF ALCOHOL OXIDATION
「<10%のアルコールが呼気・汗・尿から排泄される」などの詳細あり。PMC+2Bowling Green State University+2タニタ+4arukenkyo.or.jp+4山口県公式サイト+4 -
厚生労働省等による説明
「呼気0.7%、汗0.1%、尿0.3〜4%が排泄される」との解説あり。健康日本21+2sociac.jp+2 -
PMC (Paton, 2005): Alcohol in the body
「90%以上が肝臓で代謝」「2〜5%が汗・尿・呼気で排出」と記載。Healthline+5PMC+5ウィキペディア+5 -
Wikipedia – Pharmacology of ethanol
「5〜10%が呼気・汗・尿で排出される」ことを明記。ウィキペディア -
Tanita コラム
「汗や尿で排出される量はほんのわずか」「サウナ等はおすすめできない」との解説。タニタ -
東京海上日動コラム
「発汗による脱水で酔いがより進む危険も」との注意喚起。tokiomarine-smartmobility.co.jp
各砂糖の含有表を作成しました

表を作りました。
食品に含まれる糖質の量を角砂糖に照らし合わせてみました。
一度の食事でどれだけ砂糖を摂取しているか分かるはず。
糖分を含めた炭水化物はもちろん摂取した方が良いですが、なんでも過剰に摂取するのは禁物。
炭水化物、脂質、炭水化物などそれぞれ適度に摂取して下さい。
尿失禁には骨盤底筋トレーニングを行って改善へ向かいましょう

骨盤底筋と呼吸の関係を以前説明しました。今日も骨盤底筋の話をします。
昨日の記事へGo→ 骨盤底筋が弱ると口で呼吸する
「骨盤底筋かぁ、私には関係ないなぁ」
とはならず、誰もが関係ある理由は以前並べておきました。
けっこう鍛える理由はありますよね?
「骨盤底筋が弱い」や「骨盤底筋を鍛える」理由としてまずひとつ挙げられるのが
尿失禁。
尿失禁とは、お腹の中の腹圧コントロールが不良になるために起きる症状です。
年齢に関係なく、腹圧が弱いと起きる症状でもあります(ドローインやブレーシングができていないとより起こりやすい)。
昨日も記事にしましたが、骨盤底筋が弱ると様々な箇所に影響が出てしまいます。
なので、昨今では骨盤底筋に着目したトレーニングが多く見られます。
ハニーラルヴァでも参考にしているフランス式骨盤底ダイエットの『ペリネダイエット』。
それに日本国内でも『膣トレ』はメジャーでもあります。
アメリカの産婦人科医ケーゲル氏の『ケーゲル体操』というネーミングでも骨盤底筋トレーニングがあります。
コレ、女性だけの問題ではなく男性でも大きな不健康問題のひとつ。
また、出産後の女性は、より骨盤底筋が衰えてしまう可能性もあります。
姿勢だけで言うと、Drow-inと腹圧を意識したBraching(白樺のポーズ)で充分ですが、
新潟医療福祉大学の方たちの論文『腹部筋群及び骨盤底筋群の活動が膀胱の位置に与える影響』を見ていると
「姿勢では尿失禁は防げない」とあります。
論文→ 腹部筋群および骨盤底筋群の活動が膀胱の位置に与える影響
尿失禁防止や骨盤底筋を意識させるには随意収縮が望ましいと表記してあります。
自分の意識をする随意収縮により促された骨盤底筋群が、骨盤内の臓器を上げてくれ骨盤底筋への負担を軽くしてくれる。
随意収縮とは自分で意識をするというコト。
要するにトレーニングです。
骨盤底筋トレーニングで防ぐことが可能だと話しています。
『尿失禁に関する骨盤底筋訓練の効果の検証』の論文では、骨盤底筋トレーニングなどで尿失禁が無くなった人は42.9%、頻度が減少した者を含めると92.9%。
また、ある論文ではトレーニングをして尿失禁がなくなった人は40%、頻度が減少した人は100%にも及んだものもあります。
尿失禁に関してもこれだけの改善ができている骨盤底筋トレーニング。
それほど『腹圧』を意識できるかできないかで姿勢不良から健康不良まで影響は続いてしまうというコトを意味しています。
普通ご飯一杯盛りを消化するカロリーは?

ご飯一杯150gのカロリーは約252kcal。
これを運動で消化するには、これくらいの運動時間が必要だという事を分かってほしいと思いドーナツグラフを作りました。
※体重50kgの人での消費カロリー計算です。
運動でのダイエットと食事でのダイエットの両方を参考にして痩せて事が身体を整えるポイントとなります。
人間を含め、動物別の睡眠時間を表にしてみました

こんな寝れていないよ・・・という方もいらっしゃるかと思いますが、
以前、アメリカのデータでも睡眠時間を削り徹夜した脳は、アメリカンフットボールでタックルを受けたのと同じくらいの脳への衝撃ダメージがあるとお伝えしました。
6時間睡眠を2週間続けると、二日徹夜するのと同じくらいのダメージとも言われています。
身体も脳もパフォーマンスを生かすには「睡眠」が大切。
ナマケモノは、食べ物から摂るエネルギーが少ないため、エネルギーを使わないように済むようあまり動かない。
それに比べ、イルカが凄いのが、右脳か左脳のどちらか半分だけ眠り、もう片方の脳を使って泳ぎ続けるのだとか。
それにしてもキリンさん凄・・・