②お役立ち情報(毎日更新)
ヴェジタリアンは「野菜人」でも「菜食主義者」というのでもない

日本でも健康志向の食生活が意識され、ヴェジタリアンやヴィーガンの言葉も耳にすることが多くなってきました。
ここでその意味をもう一度再確認していきましょう。
「ヴェジタリアン」はよく野菜家や野菜人、菜食主義者とも言われますがこれは不適切。
ヴェジタリアンは野菜の「ヴェジタブル」の語尾が変化したものではありません。
ヴェジタリアンはイギリスのヴェジタリアン協会の造語。
ラテン語で「安全な」「健全な」「生き生きした」「活発な」を意味する『ヴェゲトゥス』に由来する言葉なんです。
定義として「乳製品や卵に関しては摂取する人もいるし、そうしない人もいる」これがヴェジタリアン。
そして「ヴィーガン」。
こちらは、肉類、鶏肉、魚介類はもちろん、卵や乳製品も一切取らない。
動物性食品を厳格に避けるヴェジタリアンとしているのが「ヴィーガン」。
「絶対菜食主義者」という訳語も見る事もあり、「ストリクト・ヴェジタリアン」、「ピュア・ヴェジタリアン」とも呼ばれ、
人間は動物を摂取することなく生きるべきだという主義です。
すべての人間の遺伝子は99.9%以上同じですが、たった0.1%で大きな違いになっている

「MUSCLE HYPERTROPHY GENE」の学術記事が面白かったので簡単に要約して書きます。
遺伝子は私たちの身体を構成するための設計図のようなもの。
一卵性双生児以外は違った遺伝子を持って生まれている。
ですがここで驚き!
人間とゴリラはおよそ97%の遺伝子を共有している。しかし誰も似ているとは思わない。
全人間の遺伝子は人種に関わらず99.9%以上が共通だけども、他人と似ているとは思えない。
さらに血の繋がった人はほぼ100%に近い遺伝子を共有しているけれど、自分と両親や兄弟で全く違う人間と感じる人も少なくはないかと。
このように遺伝子の世界では私たちの感覚は通用せず、たった0.1%の違いで膨大な違いとなってくる。
一卵性双生児は100%同じ遺伝子を共有していますが、成人時の身長や顔立ちが異なる事例も報告されているという。
これは仮にまったく同じ遺伝子を持っているとしても、その遺伝子が実際にどのように働くかについては生活習慣が影響を与える事が分かっています。
今月後半はテーマが変わります

今月の後半は「身体を丸めて反る」運動、そして「体幹トレーニング」中心になります。
体を丸めて反る運動をすると、おなかの筋肉群を緩めたり引き締めたりして腹圧がかかるので、おなか周りが引き締まってきます。
腹圧がかかれば筋肉のベルトが出来上がり腰痛改善にも繋がります。
そしてドローインが大切な体幹トレーニング。
前回のテーマでもあった腹筋でドローインができた方も今一度この体幹トレーニングでドローインを確認してみて下さい。
人は何分待たせてしまうとイライラする?

人は何分待たせるとイライラしてしまうか?
「それは人それぞれでしょ・・・少しでもイライラするよ」。
それはそう、「人間の脳は、何もしない空白の時間に危機を感じる性質を潜在的に持っている可能性がある」。
そう語るのは、国立精神・神経医療研究センター精神保健所「睡眠・覚醒障害研究部部長」 栗山健一氏。
不眠症の治療にも役立たせているのは「眠るまでの時間を意識してイライラするのではなく」、
「時間が経つのは気にしないようにする。実は時間というのは気の持ちようで長く感じたり、短く感じたりするもの」
時間はあくまでも主観的なものだと思ってゆっくり余裕をもって過ごすもの。そう栗山氏はおっしゃっています。
例えば「開かずの踏切も、鉄道マニアだったら待ち時間にワクワクするかもしれない。」
そうは言っても「待つ」という時間はそれぞれの解釈はあります。そこで、
それぞれのシチュエーションで待つ時間はどれくらいでイライラするかの
シチズン「待ち時間、意識調査」での調査データを記載。
■PCのインターネット表示 2秒
■スマホのインターネット表示 10秒
■歩行者信号 1分
■コンビニ・スーパーのレジ待ち 3分
■居酒屋での最初の1杯 5分
■病院 45分
■ネットショッピングでの商品到着 3日
どうでしょう平均的な時間をデータにした結果です。