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筋肉量が多い人ほど普段の代謝量は多い
筋肉量が多い人ほど、普段の代謝量は多いです。
言われるまでもなく、筋肉量が少ない人より筋肉量が多い人の方がエネルギー代謝は活発です。
脂肪より筋肉の方がエネルギー代謝が活発だという事でもあります。
よって筋肉量が減ると、消費できるエネルギーを逆に溜めやすくなってしまい、それがかえって脂肪を作りだしてしまう事にもなります。
なので、有酸素運動や食事だけでダイエットを行えば筋肉量は確実に減少してしまう事になり、結果肥満体やリバウンドになるのでご注意下さい。
心拍数から運動強度を求めてみては?
人間の心拍数の正常値は1分間に60~100回とは言われていますが平均値はおおよそ60~70回。
心拍数が自分自身の運動能力を表しています。
心拍数が高くなれば行っている時は競技に対する自分自身の運動強度が高め、低ければ運動強度が低め。
フィットネスやエクササイズをする時、この心拍数を目安にして運動するのもひとつの手段です。
心拍数は身体活動を表してくれています。
主観的運動強度を数字で表したものがあります。
6~20の数字で自覚症状の疲労度を表しています。
「11」の『楽である』をその人の運動強度おおよそ60%、「13」の『ややきつい』を運動強度70%としています。
よって「ややきつい運動を目指したい」場合にどれくらいの心拍数がその人のちょうど良い心拍数なのか?
これを計算で出す事が出来ます。
これをカルボーネン法と言います。
例えば50歳の人が安静時心拍数が60で運動強度50%の運動をしていきたい、となった時。
220-50(年齢)-60(平常時心拍数)×0.5(50%運動強度)+60(平常時心拍数)
答えは115
115の心拍数を目指すのが50歳の人が「少し楽をしながら運動できている心拍数」となります。
他も例にすると35歳の安静時心拍数70で運動強度70%を目指す心拍数を出すのなら、
220-35-70×0.7+70
答えは150.5
35歳の人は150.5の心拍数を目指すと「ややきつい」トレーニングをしているというコトになります。
参考にして下さい。カルボーネン法。
ホルモン分泌表を作成しました
体に作用するホルモンはいくつもあります。
興奮作用のある物質や「幸せホルモン」などと呼ばれる物質。
それらがどこの身体の器官から分泌されるのか?
名前を聞いたことのあるモノもあると思います。
そしてそれはどういった効果をもたらすのか?
ひとつのホルモンはいくつの効果を持っているモノもありますが、主な作用を載せて作ってみました。
日本では美徳、海外では病気③-眠る子供は縦に育つ、寝ない大人は横に育つ-
「寝る子は育つ」
根拠は、睡眠を取ると成長ホルモンの分泌が豊富になり、子供は身体を大きくしたり、大人にとっては筋肉や皮膚に良い影響を与え、老化の予防を促したりするポジティブな需要があります。
ノンレム睡眠の一番深い深睡眠中(夜の前半)に最も分泌されます。
寝不足になると大人は肥満になります。
文字通り「寝ない大人は横に育つ」
小学生全体の推奨睡眠時間は10時間、高校生は8時間半です。
日本の学校の第一限目の時間帯や習い事の問題もあるので、日本の小学生高学年以降からはおおよそ睡眠不足になっているでしょう。
海外の学校では第一限目を遅くしているところもあるのですが、これを今の日本で行うと保護者との影響が大きく関わってくるのは間違いありません。
一般的にこれだけ10時間や8時間半の睡眠を取っている人は少数でしょう。
普通の日本人の大人の生活リズムを子供に押し付けてはいけません。
ですが、なかなか難しい人が多いのが現実。
子供と大人の生活リズム睡眠リズムを切り離す工夫が必要になります。
昼寝が必要なのは3~4歳まで。5歳以降は生物学的に昼寝は不必要です。
日本の論文の中に、5歳~18歳(小児)の脳のMRI画像を取り、海馬と呼ばれる短期記憶を司る箇所のボリューム(大きさ)を測ると、睡眠時間ととても相関が強く、良く寝てる方の子は海馬が大きく、睡眠時間が足りない子は海馬が小さい事が判明しました。※アルツハイマー病で最初に障害されるのは海馬
眠る子供は縦に育つ、寝ない大人は横に育つ
※アメリカ合衆国の医学博士で現筑波大学の国際統合睡眠医科学研究所の柳沢正史先生の言葉を抜粋。