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石段1000段はオフィスビルや木造の建物、何階そうとう?
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」
松尾芭蕉の俳句、おくの細道。
以前、松尾芭蕉がこの句を読んだとされる通称「山寺」、山形県の宝玉山立石寺に行ってきました。
1番高い奥の院まで石段1000段の階段だったんですが職業柄か、一段のぼる数を数えながら
「こういう時こそ股関節やハムストリングで動かすトロッティングが役に立つ」
など頭の中でしゃべりながら登りました(笑)
おかげで息一つ切れずに登れました。
息が切れたら呼吸が苦しくなるから、その時どれくらい息を止められるかの呼吸テスト(ボルトスコアテスト)もしたかったんですが・・・
健康指導オタクは日々そんな事ばかり考えています。(まぁそんなことはどうでもいいんですが)
「最上まで石段1000段というコトは20段でオフィスビル約1階分相当になるから、1000段で池袋サンシャインタワー50階分か。木造建てだと15段で1階分相当だから約67階登っているのと同じだな。しかし木造67階の建物はなかなかないよな・・・これじゃあ比較しずらいな」など・・・・
こんな事もどうでもいいんですが。
こんな健康や運動の調べものばかりしている僕ですが、これからも宜しくお願い致します。
マラソンランナーがスポーツドリンクを避ける理由
スポーツドリンクには2種類あります。
アイソトニック飲料とハイポトニック飲料。
アイソトニック飲料とは、運動前や運動後に推奨される飲料。
そしてもうひとつは運動中に摂取する事を推奨されているハイポトニック飲料。
この2種類の違いは糖質濃度です。
ほとんどのスポーツドリンクはアイソトニック飲料です。
これは糖質濃度が高めに設定されています。
もう片方のハイポトニック飲料の代表的な品名は『経口補水液』や『アミノバイタル』。
スポーツドリンクの代表格であるアイソトニック飲料は人間の体液と同じ浸透圧なので、運動していない状態での摂取では吸収速度が速くなります。
それは体液と同じ浸透圧だから。
ではなぜ運動中にスポーツドリンク等のアイソトニック飲料がダメなのか?
運動中は発汗などで体液が薄くなります。
体は糖質濃度が薄くなっているところにアイソトニック飲料など先ほどの通常の糖質濃度の飲料を注いでも浸透しずらくなります。
ムリに飲んでしまえばストレスにもなったり、飲めば飲むほど喉が渇いてしまいます。
体の中で糖質濃度を合わせるためでしょう。
これは塩分濃度の違う「海水」を飲む事によって起きる危険と似ていますね。
喉が渇いたといって海水のような人の体以上の塩分濃度の濃い海水を飲んだりすると、体は塩分濃度を合わせるため体内から水分を想像以上に排出しようとします。
これが「海水」をたくさん飲むと脱水症状になる理由です。
発汗して糖質濃度が薄まっている時は、糖質濃度の低い経口補水液などのアイソトニック飲料を飲む方が浸透しやすいという訳です。
そこでもうひとつ。
アイソトニック飲料を水で薄める方法も注意。
糖質濃度は薄まりますが同時に塩分濃度も薄めてしまいます。
そうなるとやはり塩分濃度が高く、糖質濃度が低いハイポトニック飲料がおススメになります。
炭水化物ダイエットor脂質ダイエット②
昨日は炭水化物ダイエットで落ちる理由は
糖質と共に水分が減るから
そのため筋肉も落ちやすくなり、そのため体重も落ちやすくなる。
そういう記事を書かせていただきました。
今日は続きの、脂質ダイエットのメリットとデメリットを紹介。
おススメはこちらの脂質ダイエット法です。
低脂質ダイエットを勧める理由は不健康な体にならないから。
筋肉の質も落ちにくく筋肉の張りが失われにくいので、見た目の身体が綺麗に仕上がります。
理由は脂質量は抑えて糖質を普通に摂取するから。
筋力も維持されやすい事は証明されています。
昨日の記事でも紹介した通り、糖質は筋肉内に水分を貯蔵する役割を持っているため筋肉の張りがもたらされます。
デメリットといえばこれだけ。
炭水化物ダイエットより体重の落ちるペースはゆっくり
炭水化物ダイエットの方がペースが早い理由は冒頭で記載した通り、炭水化物ダイエットは糖質と共に水分も減っていくから。
一方、低脂質ダイエットは身体の水分は保たれたまま体脂肪を削っていくのでゆっくりのペースになります。
水分は身体に一定保っていないといけないものなので、炭水化物ダイエットより健康的に痩せていけるのはこの理由です。
例え余分な水分があったとしたら尿で排出されるので心配はありません。
そしてもうひとつ、
リバウンドを予防できるため。
リバウンドや停滞する事を考慮するとペースが速いダイエットより、ゆっくり1ヶ月に1kg程度のダイエットが好ましい事は研究でも明らかになっています。
炭水化物ダイエットor脂質ダイエット➀
糖質の少ない食事をする低糖質ダイエット。
炭水化物の摂取を極力なくし脂質中心の食事にするケトジェニックダイエット。
ふたつとも炭水化物を抑えるダイエットの代表格ダイエット法です。
脂肪分の少ない食事を中心に摂取し糖質をしっかり摂取してダイエットする脂質ダイエット。
どの減量方法でも痩せていくでしょう。
各方法のメリットとデメリットを紹介。
低糖質ダイエットやケトジェニックダイエットの炭水化物ダイエットのメリットは
体重が変化しやすい
同じ期間で比較すると低脂質ダイエットよりも体重減少は大きく表れます。
とにかく早く体重を落としたい!
という人には有効なダイエットとなります。
しかしこの低糖質ダイエットやケトジェニックダイエットをする炭水化物ダイエッターには致命的なデメリットがあります。
炭水化物ダイエットでは筋肉の張りが著しく失われやすい事。
なぜか?と言うと。
糖質(炭水化物)はグリコーゲンという形で筋肉や肝臓に貯蔵されています。
このグリコーゲンは1gあたり3g程度の水分を貯蔵する役目があります。
グリコーゲンは筋肉内に水分を蓄え、筋肉に張りをもたらせます。
筋肉内にはたくさんのグリコーゲンが水分と結合して貯蔵されています。そのため肌は張りをもたらせてくれます。
しかし炭水化物ダイエットなどで糖質の摂取量を制限してしまうと筋肉からグリコーゲンと水分が急速に抜けていきます。
その結果、筋肉がしぼんでいってしまいます。
筋肉の70%は水分なので、
糖質を抑える=水分がなくなる=筋肉がしぼむ
低糖質ダイエットは筋肉がしぼみやすいというデメリット。それによって筋力が落ちやすいというデメリットがあります。
糖質を抑えるため、水分が抜けやすく体重が早く落ちやすいダイエットではありますが、筋力が失われやすく筋肉の張りが失われる。
これが炭水化物ダイエットです。
理想の身体や、ある程度の筋肉量がほしい人は炭水化物ダイエットは向いていないといえるでしょう。
明日は低脂質ダイエットの話をしていきます。
美しい姿勢「ペリョースカ」
今でこそトップレベルにある器械体操日本代表。
しかし以前は姿勢が悪く、旧ソ連の体操コーチが日本女子体操競技のコーチになって伝えた姿勢。
これがペリョースカと呼ばれる「白樺のポーズ」。
ハニーラルヴァではこれを大事にしています。
体幹トレーニングの時は特にドローインと共に意識していただいています。
この白樺のポーズとは単に「美しい姿勢」だけでなく、体を自由にコントロールできる機能美としても重要視されています。
脊椎が湾曲すればするほど、地面からの力を体に伝えにくくなり、パフォーマンス力に欠けます。
脊椎の湾曲の幅をなるべく抑え、足から頭までの力を十分発揮できる姿勢、それがこのポーズ。
「機能美を兼ねそろえた美しい姿勢」これが白樺のポーズという事になります。
写真の画像の一番右、これが理想です。