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今月のハニーラルヴァは「身体をひねる使い方&上半身トレーニング」で運動していきます

2月はテーマが変わって 「身体をひねる使い方」&「上半身トレーニング」です。
身体を「ひねる事」とは、次のテーマの「身体を伸ばしたり縮めたりする使い方」に繋がります。
身体を回転させて行うスポーツに関して、身体をひねる事ができてこそ、体を伸ばしたり縮めたりが活きてきます。
ここでひとつ注意なのが腰でひねろうとしない事!
「ひねるのは腰でしょ?」
ひねってスイングできる人は腰はひねっていません。
腰をひねったりしているから「腰痛」にもなっているのが事実。
驚くことに、腰の骨は「ひねる」役割ではありません。
僕も「ひねるスポーツ(ボクシングを含め)」、腰のひねりが大事、なんて習っていました。
野球にしろ、テニスにしろ、ゴルフにしろ、全く同じです。
結果的にその様子は腰が捻れる形になりますが、自分の意志でひねろうとしない事が重要。
では「ひねらない」?
訳ではありません。
ひねる事を担っているのは胸の「胸郭」、そして「股関節」。
ここで意識して体をひねる。
すると、捻る骨ではない腰椎は結果的にひねられます。
胸郭、股関節の回旋がひねる役割の骨なんです。
腰椎はというと「時計の針1メモリ分」と言われています。
時計の針1メモリとは約6度程度。
これくらいしかひねれない骨を自分で意識してむりやりひねろうとしたら......
そしてもうひとつのテーマ「上半身トレーニング」ではTRXサスペンションを使ったり、バトルロープ、そして自重トレーニングをしていただき、胸筋も背筋も鍛えていきます。
上半身が引き締まると、綺麗なシルエットを作り出せます。
トレンデレンブルグ徴候とデュシェンヌ徴候

聞き慣れないカタカナで、読みづらさもあると思いますが覚えておくとよいでしょう。
トレンデレンブルグとデュシェンヌ
片脚で立位バランスを取った時、画像右のように骨盤の水平位を保持できず、片足立ちしている反対の骨盤が下がってしまう現象をトレンデレンブルグ徴候と言います(写真右)。
逆に片脚立位で体幹を支持脚側に傾斜させ、反対側の骨盤が上がってしまう現象をデュシェンヌ徴候と言います。
どちらも中殿筋の筋力低下が疑われる可能性もあります。※決して中殿筋の筋パフォーマンス低下に限定はできず
さて、ご覧になっている方はどちらになっていますか?
もちろん片脚立位時に骨盤が平行になる形(下図)がとれる事が理想です。
骨盤底筋が弱いと姿勢にも影響してきます

今までも様々な場所で骨盤底筋の大切さを伝えさせていただきました。
耳にしたことがある人もいるでしょう「骨盤底筋群」。
ポッコリお腹の原因にもなり姿勢が悪くなる原因にもなります。
図にしたので参考にしてみて下さい。
骨盤の位置を三角形に表しました。
腹圧の部分を青いダ円形に表しました。
※この骨盤底筋と姿勢の関係は堺市にあるYuRuMu整体院の塩田拓久さんの話を参考にしています。
骨盤底筋の前側が強くて後ろ側が弱い人は猫背の可能性があります。
骨盤底筋の前側が弱くて後ろ側が使える人は反り腰の傾向が強くなる可能性があります。
骨盤底筋の前側も後ろ側もうまく使えている人が真っすぐした良い姿勢がとれます。