②毎日更新の情報
日照時間と運動とセロトニン ※参考論文有り

写真は「グリーンランド」の地図です。
この理由は後々説明します。
「日照時間」、陽に当たっている時間。
日照時間や運動不足が、鬱、ストレスなどに関係する事が話題に上がりますね。
そのきっかけになるのが神経伝達物質のセロトニンの量。
このセロトニンは運動や太陽の日照時間によって分泌量の変化があるとされ、なるべく太陽の照る時間帯に外に出る事をお医者さんからも勧められています。
論文をひとつ、大阪河崎リハビリテーション大学 理学療法学専攻教授 小西正良氏
『セロトニン分泌に影響を及ぼす生活習慣と環境』
この論文の中にもハンス・セリエのストレス論が引用されていますね。
『セリエ』という名前から親近感がわいて(勝手に)、ストレスと運動や健康の関係資料を集めて今日。やはりハンス・セリエと交わってしまう。
どこか運命のような,,,,,
と、話が脱線しないように戻します(笑)
太陽の光を浴びるとビタミンDも生成されるので、免疫力も上がると言われていますね。
そういう意味でも『太陽に当たる』というのは
リズムよく健康的な生活を送りしょうという、まんざら優等生ぶる話だけにとどまらないという事です。
北極圏にあるグリーンランドは太陽が一度も上がらない日(極度)が1年に100日以上もあるみたいです。
3日に1度または4日に1度、太陽が出てこない日。
日光に当たらないと幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンが体で生成されず不眠症を招いてしまうという。
この世界で一番大きいグリーンランド、世界一の自殺率、人口の約20%が自殺未遂を経験しているという。
生活水準が世界トップクラスで収入や社会保障も充実しているにも関わらず自殺率が高い島なんです。
この自殺率、アルコール中毒の関係もあるみたいですが日照時間も大きく関わっている模様。
またここでひとつ面白い論文がありました。
筑波大学『民間アパートにおける日照阻害の実態』
論文PDF→ https://core.ac.uk/download/pdf/129542535.pdf
悪い住宅環境が起こす日照遮断。
これにより生活環境が悪化していくという論文です。
昼夜逆転をし過ぎないよう、ここでも普段の生活をなるべく普通通りというのが健康のテーマになってきますね。
カルシウム不足がイライラを引き起こす?それは間違い!

「カルシウムが不足してるからイライラする・・・」
そんな言葉を聞いた覚えもあるかと思います。
なぜそう思われたか?
脳であれ末梢神経であれ、神経細胞間の情報伝達にカルシウムや、マグネシウムのミネラルが深く関わっているからです。
しかし、血中のカルシウム濃度は厳密に維持されているため、病気でもない限り低下しません。
骨にたっぷり貯蔵されていますから、食物からの摂取不足が神経伝達作用に影響することはほとんどありません。
ではなにが?
「マグネシウム」です。
マグネシウムも神経伝達に非常に関与しています。
マグネシウムも骨に貯蔵され通常の食事で不足することはほとんどありませんが、神経疾患を持つ人などは注意が必要とされています。
効果的な水分量摂取方法

効率的な水分補給の方法
水分補給に関する質問をいただきましたので、ポイントをお伝えします。
1. 水温の重要性
適切な水温は、体への水分吸収を助けます。
• 水温が高すぎる(22℃以上)、または*低すぎる(2℃以下)と吸収が鈍くなります。
• スポーツパフォーマンスを向上させるには、5℃~15℃の水が適しているとされています。
例として:
• 冷蔵庫や自販機で冷やされた水:おおよそ4℃~6℃
• 家庭用冷蔵庫で1日保管した水:平均5℃
2. 塩分と糖分の役割
効率的な水分吸収には、塩分と糖分が欠かせません。
日本スポーツ協会でも、熱中症予防のためにこれらを含む飲料を推奨しています。
• 塩分1gは約100gの水分を保持
• 糖分1gは約3gの水分を保持
これにより体内で水分をしっかり吸収できます。
※塩分が多い食事やお酒のつまみが原因で顔がむくむのは、塩分が水分を保持するためです。
まとめ
効率的な水分補給には、適切な水温(5℃~15℃)の水を選び、必要に応じて塩分と糖分を取り入れるのがおすすめです。