②お役立ち情報(毎日更新)
腰痛を防ぐためにもドローインからのブレーシング

腹式呼吸を用いて下腹部を凹ませるドローイン。
「それが出来たら腹圧を高めましょう。ドローインは準備段階。」
そしてこの腹圧の高め方を「ブレーシング(Braching)」と言います。
ハニーラルヴァでもドローインをした後に、ドローインを維持したままお腹を張ってもらった方もいるでしょう。
これが腹圧の高め方だと伝えています。
腹横筋は脊柱を支えるコルセットの役割。
弱体化した腹横筋は腰痛の原因となるため、ドローインは臨床現場で腰痛対策のエクササイズでも持ち入れられています。
そしてより効果的なとらえ方としてドローインよりさらに筋肉でのコルセットの役割となる腹圧の高め方「ブレーシング」が効果的とされています。
そしてこの腰痛が起こると、行動の反射時に腹横筋の反応が遅れてしまうというデータがあります。
腰痛を防ぐためにもドローインからのブレーシング。
腰痛になってスポーツ、または生活に支障をきたさないようにするにもドローインからのブレーシングになるという訳です。
体を丸めたり反ったりすると?

今月後半のテーマでもある「身体を丸めて反る」運動。
骨盤をうしろにまわしながら背骨も丸める。
反対に反る時は、丸くなった背骨を元に戻しながら胸が開くようになる。
試しにやってみてくれませんか?
反った時、丸まった時。
大きな動きでそれができたら、今度は骨盤だけでやってみて下さい。
フラダンスなどベリーダンサーがこの骨盤の使い方が得意ですよね?
この骨盤の使い方の上手さはとても長けています。
話を元に戻すと、骨盤だけで丸めたり反ったりをしてみて下さい。
この「丸める」時、ドローインだと思いませんか?
インナーマッスルである腹横筋を使えてる。
もうひとつ、インナーマッスルである骨盤底筋も使えています。
それはもう一度骨盤を丸めたり反ったりしてみれば分かります。
丸めると、骨盤底筋群である肛門まわりが締まる感覚になりませんか?
そして反ると、開く(解放される)感覚になりませんか?
そして正しくドローインすると背中の多裂筋も使えています。
インナーマッスルを使えているんです。しっかりと。
そして「腹圧」がかかることでお腹周りも引き締まり、腰痛予防にもなります。
腹圧とは体の幹の筋肉を内側から張れるという事。
パンツのベルトを締める時に苦しくなる感覚が「腹圧」です。
それを自分自身でできる事が腹圧を作ること。
姿勢が良くなることは当たり前で、いろいろな効果をもたらしてくれます。
だからって「反る」事は逆論の緩みだから、こちらは必要がないかというのも違い、
丸めたり反ったりすることで、お腹の中の筋肉群が緩まる(運動になる)。
今回は体幹トレーニングという目に見えての体幹運動がクローズアップされがちですが、
この「丸める反る」運動ができるのは、これこそ体幹トレーニングになっているという事になります。
江戸時代の人が歴史上いちばん身長が低かったのはなぜ?

日本人はもともと小さかったわけではない。
明治期以前の日本人の身長。
縄文時代の男性平均身長は158cm。女性平均は149cm。
弥生時代はさらに伸び、古墳時代には男性平均身長は163cm。女性平均は152cm。
それをピークとして平安時代以降は下がっていきます。
平安時代初期の男性平均は161cm、末期は157cm。
そして江戸時代になると男性平均155cm~156cm。女性は143cm~145cm。
日本歴史上最も低い値をマークします。
男性は江戸時代と古墳時代では8cm以上小さくなっています。
なぜか?
様々な原因が考えられる中で「動物性たんぱく質の不足」が上がっています。
江戸時代には獣肉があまり食べられていなかった事で、動物性たんぱく質が欠乏し骨の成長の停滞につながったと言われています。
弥生時代や古墳時代に平均身長が大きく伸びた背景として、大陸から渡来人が来て渡来人の文化、そして血が加わった事で大きく身長が変化したのだという。
それに加え獣肉に加えて米を安定して供給できたため結果として身長が伸びたと言われています。
現代はここ20年程横ばいのまま停滞している模様。
一部の専門家からは「日本人の遺伝子の限界を迎えた」と言われていますが今後の身長はどう変化していくのでしょう。
それが分かるのもずっとずっと先の話だとは思いますが興味がわく話でもあります。
※斎藤 成也「日本列島人の歴史」、平本嘉助「骨から見た日本人の身長の移り変わり(考古学ジャーナル197に掲載)
国立国会図書館蔵
グルテンフリー食をしばらく試してみます

「調べてる」「指導してる」だけでは説得力に欠ける。指導する前に自分自身で「試す」。
今回はそのための『オートミール』。
グルテンフリーが流行っている昨今。
このグルテンフリーの科学的根拠の是非は今回はまず置いといて。
試してみないと説明はできない。
なにも調べもしないで流行りの事を伝えるのはあってはいけない。
それは指導者としても、講演やセミナーを任されている者としてもあってはいけない。
さらにバイアスを偏らせてもいけない。
論文や文献での科学的根拠エビデンスがある事に軸を置いているとは言え、偏った話をしていては単純につまらないもの。
話すときは色々な経験を経てからの科学的根拠に着地できるように気をつけてます。
そのための今回、『オートミール』食。
グルテンについて。
冒頭に述べたように最近はアレルギーの元、ダイエットについてグルテンを避ける食事が巷ではあるのをご存知の方も多いはず。
そのためグルテンが入っている小麦などを避けた食事、グルテンフリー。
これがキーワードになっている健康志向食。よって大麦などで調理、料理した食べ物が注目されてきた。
だけどもここでグルテンとは?
グルテニンタンパク質とグリアジンタンパク質で形成されるタンパク質の総称。
これが小麦。
しかし、厳密に言うと大麦も近いものがある。
大麦はグルテニンとおなじグルテリン系、グリアジンと同じプロラミン系ホルデインが含まれている。
そうなると大麦さえもグルテンフリーと言えるかどうかは、際どい話よりも単純な話になりそうな気がするのは僕だけじゃないはず。
そうなって選んだのは完全グルテンフリー食の『オートミール』。
そしてオートミールを少し口にするというよりかはしばらくはこのオートミールに浸かろうという話。
到着したオートミールの量は自慢じゃないけど少なくないでしょ(笑)(⌒-⌒; )
そこでオートミールを少しでもいい味、飽きない味にするためトマトベースにセロリを少々。
このイケる味はジャガバードを思い出す。
最高の減量&ダイエット食「ジャガバード」に続き今回は『オートミール』食。
ジャガバードの名言「こんなに食べれないよ~」よりか初見は良好です(笑)
ストレス点数表を作りましたので参考にしてください。

1967年に米国の社会学者ホームズと内科医レイによって作られた
「ホームズとレイのストレス度表(社会的再適応評価尺度S.R.R.S)」。
5000人を対象にしたストレス要因を探る調査として、世界的に有名なものです。
今回それをもとに表にしてみました。