②毎日更新の情報
クエン酸は痛風にはどうなのか?

ここ最近「クエン酸」「痛風」についてホームページやメルマガ、LINE@などに記事にしてきました。
さてここで、「痛風にはクエン酸は良いのか?」
結論は「直接、痛風発作を防ぐ働きは期待できません」。
ですが、クエン酸が痛風予防に全くかかわってないかと言ったら、そうではないみたいです。
「痛風」の原因は、関節内に溜まった尿酸塩結晶が問題です。尿酸値が上がってしまうとできます。
血清尿酸値を正常に戻しても、関節内に尿酸値結晶ができてしまった後に、それが残っている間は痛風の痛みは繰り返されます。
そこで予防として水分摂取は必要となります。
脱水症状は血清尿酸値を上げてしまうこと。尿路結石を作ってしまう原因となります。
クエン酸が度々「痛風に良い」とされていますが、クエン酸も水と同様に尿のアルカリ化を促し尿路結石の予防が目的になります。
直接的に血清尿酸値を低下させたり痛風発作を防ぐ働きは期待できないということになります。
ポイントとなるのは2つのゾーンシステム

去年末、ゾーンについて2種類あると話しました。
https://honeylarva.com/info/3678312
緊張感、高揚感があるラインに達した時、疲れもなく心地よい感覚の上研ぎ澄まされる状態。
「ゾーン」。クラッチとフローの2つ。
まずひとつは「クラッチ」。
極度のプレッシャーの中、重要な成果や結果を達成させなければいけない使命感を背負っている時発生すること。
例として、自己ベスト更新のレース終盤や締め切り間近の追い込みなどの「火事場のクソ力」にも例えられます。
このクラッチに突入する条件としては、目標を達成できるかの瀬戸際に直面していることに自信が気付き、必要なものはなにかを自覚した上で、発揮する力のレベルを意図的に上げる事が必要とされています。
ボクシングで例えると「ラストラウンド残り1分でKOしないとチャンピオンになれない」など。
もうひとつは「フロー」と呼ばれています。
プレッシャーの中で到達するクラッチとは逆。
プレッシャーから解放された状態ほど高いパフォーマンスを発揮できること。
フローのポイントとしては「目新しさ」「探求」「実験」といった状況。
まさしくボクシングで言えば試合よりスパーリングの練習ほど力が発揮できる人の事。
あけましておめでとうございます

2021年、フィットネスボクシングクラブハニーラルヴァ。
宜しくお願い致します。
本年も皆様に「健康」になっていただけるよう、私自身学ぶことを怠らないよう努めていきます。
BCAAの実際の効果が明らかになっている今、サプリメント選びは慎重に行って下さい。

サプリメントの事は以前の記事でもかいたことがありますが、今回はその中でもBCAA。
「BCAA」、聞いたこともあるサプリメントだと思います。
この効果としては
「筋肉の成長や筋肉の分解を抑制させる働きが主なサプリメント。」と、うたわれています。
要するに筋肉がつきやすくなるし、筋肉が衰えるのを防ぐ役割という事。
どこのBCAA販売サイトや商品にも、このような効果が記載されているのを多く見られるかと思います。
よってダイエット中やスポーツ競技の減量時にBCAAを摂取している方も多いのではないでしょうか?「筋肉は減らさず体重を落とすためにも」という使い方をしている方が多いのでは?
僕はというとボクサーの減量時。
周りからよく教えてもらう事が多く、もちろんたくさんのサプリメントやBCAAの種類を試してみたりもしました。
周りは「効いてる効いてる」という声もありましたが、僕自身、自分の肌感。要するに体感できなければ服用を続けない。
それはいくら有名なサプリメントでも。
有名BCAAサプリメントのム〇シもたくさんのボクサーが服用していたのを見てきました、僕自身効いた試しがないのでどのメーカーでも継続してBCAAを服用する事はありませんでした。
そして今現在、健康のセミナーや講演をするにあたっても、ジムで指導するためにも調べて教えなければいけない中、このBCAAを調べなおすタイミングがありました。
このBCAA、科学的根拠としては筋肉の成長や筋肉の分解を抑制させる働きに対してたいした働きがない事。
さらに減量中やダイエット中などでの効果がないというより「逆」。
ここからが本題です。
ダイエット中や減量時、体の栄養素がなくなっている時は真逆の効果になってしまう事。
空腹時のBCAAはたんぱく質合成能力を減少させる。
たんぱく質分解を促進。
アミノ酸の吸収能力を低下。
という研究結果が論文になっています。
そしてその上、BCAA商品表示には0㎉とされていますが、アミノ酸自体にカロリーがあるため実際は0㎉ではありません。
色々な事を含めても減量時やダイエット中にBCAAを飲むと言うことは体にマイナスしかありません。
筋トレ中にBCAAを摂取する時も注意です。
BCAAを単体で摂取すると筋肉の分解は抑制するものの筋肉の合成も抑制してしまうという。そうなると意味がありませんね。
様々な人がBCAAを摂取、そして勧めている方もいらっしゃいますがBCAAはこれが現実なんです。
BCAAやプロテインの効果が勝手に独り歩きして、様々な誤解をまとって伝染してしまっている事。
ボクサーをはじめ様々なスポーツ選手でも取り入れてしまっている方も少なくないはず。
ですがこれが現実なんです。
※プロテインとの併用摂取での相乗効果の研究データは存在しています。
こう見てみてもBCAAをそれでも摂取していきたいと思う事はそれほどないのかなと思います。
プロテインの時も記載しましたが、プロテイン自体はあくまでも「たんぱく質」。
普段の食事生活ができているのであればプロテインよりそっちの方が全然健康なんです。
「健康」のためにサプリメントやプロテインを勧められるときは一旦待った!ほうがいいですね。
サプリメントも商品メーカーが販売をしやすいようにひとつの栄養の元を過大評価して販売する傾向。
効果のあるサプリメントとしては片手で数えられるくらいしか発表されていません。
「たくさん聞く名前だから。」「良く聞く名前だから。」でサプリメントを摂取していると、これこそ色々なサプリメントや病院をはしごしていくドクターショッピングになりかねませんのでご注意下さい。