②毎日更新の情報
身体を意識して「全部」使ってみて下さい
今の2週間のテーマは腹筋。
ボクシンググローブを付け、ミットやサンドバックを打つ時、しっかりと体をブラさず早く打ってもらっています。
これは「体幹」を意識し、早く打っても疲れても体がぶれないよう腹筋(腹横筋)を意識してもらっています。
腹筋以外のこれまでのテーマ、体を「丸めたり反ったり」「ひねる」「伸ばしたり縮めたり」、これを総合的に意識してもらうテーマでもあります。
ワンツーの連続。ストレート(右利きなら右ストレート、左利きなら左ストレート)の時にすべての意識ができます。
ストレートを打つために腕をまっすぐに伸ばす過程で、体は丸まった形から反っていき(反り腰ではなくあくまでも白樺のポーズ)、
ひねられ、利き手がまっすぐに伸びていくことによって、伸ばしていない脇は縮んでいっています。
それぞれのテーマの時でも詳しく説明はしていますが、体が丸まったり反ったりの連続で腹部やお尻そして下半身の運動になっています。
伸ばす前の、ひねるコトがうまくいくとお腹はもちろん胸と背中の運動になり、そのあとにしっかりと伸ばされればウエストそしてこれも背中の運動にもなります。
ハニーラルヴァのテーマにしているすべては身体をうまく使う方法「身体操作」。
この腹筋のテーマの時に意識して身体をつかってみて下さい。
カフェインは脂肪分解、筋肉も筋力も高め抗酸化作用もあります
11月3日にコーヒーピクニックでベビーカステラ屋さんデビューしました。
ベビーカステラの修行に行っていた経験を活かし、栃木の美味しい素材にこだわって作ったベビーカステラ
『なんだパンダベビーカステラ』をこれからも宜しくお願い致します。
詳しくはインスタグラム「なんだパンダ」で。
今回は大田原や那須地域ではコーヒーがメッカ。という事もあり、コーヒーについてお話致します。
パワーリフティング選手権優勝など輝かしい実績をもつボディビルダー山本義徳さんの話から。
コーヒーといえば「カフェイン」。
まずアデノシンという物質、体内に受容体がありそこにアデノシンが結びつくと体内の活動を抑制して眠くする物質です。
この受容体にカフェインが結び付くと、アデノシンは受容体に結び付くことができず、アデノシンの力が発揮できず、眠くなりづらくなります。
体を覚醒させる物質のドーパミンやグルタミン酸の力も発揮させる役割もカフェインは持っているので、体を眠くさせない興奮状態にもってくるという事です。
カフェインにはノルアドレナリンというホルモンがあります。
これが大事な話。
このノルアドレナリンホルモンは感受性リパーゼを活性化。
このホルモン感受性リパーゼというのは体脂肪を分解してくれるという効果をもちます。
そしてカフェインはここからも凄い。
カフェインは筋肉の合成も高めてくれます。
筋肉のたんぱく質が合成される時、mTORという伝達経路も高めてくれます。
そして「筋力」も高めてくれる。
筋肉の収縮に使われるカルシウムイオン、カフェインを摂ることによってこのカルシウムイオンがたくさん分泌されます。
そしてまだまだ、「抗酸化作用」もある。
健康の話にも繋がると言う事。
活性酸素の中でのヒドロキシルラジカルをやっつけてくれる。
ここからは注意。
ノルアドレナリンが体脂肪を分解する役目を持っているというメリットを説明しましたが、ここからはデメリット。
このノルアドレナリンが多くなると、不安感や焦燥感が高まり不安定になる可能性もあります。
クロロゲン酸、抗がん作用、糖尿病予防などの生活習慣病を抑えてくれるという事も認められているという。
カフェインはコーヒーの淹れ方で量にバラつきが生じてきますが、錠剤なら苦手な人も摂取できますね。
体重×2~3mg。
体重50kgの人なら100mg~150mgが丁度よい。とされているとの報告です。
急性アルコール中毒者に最初に行う事
アルコールの過剰な摂取による急性アルコール中毒。
この介抱の目的は「患者さんを死亡させない事」。
コロナが少しずつ緩まり、お酒を提供する飲食店さんにも客足が戻ってきている反面、
年末に近づいているせい?もしくは自粛のストレスが解放されてきているせい?
急性アルコール中毒での救急搬送が日に日に増えていると、医療従事者が語っていました。
僕自身も上級救急講習を受けており、AEDの使い方や介抱の方法を学んできましたが、
それも合わせてこのホームページに急性アルコール中毒の注意点を記載しておきます。
急性アルコール中毒のパターンは、
➀血中アルコール濃度が上昇し、呼吸数や血圧、体温の低下が起きるパターン。
②嘔吐物によって気道が閉塞し、窒息する場合もあります。
このパターンを防ぐために行う事は、周囲にある毛布や洋服で体を暖め、そして回復体位にする事。
画像が「回復体位」です。
回復体位は、呼吸は正常だけでも反応がない患者への姿勢。
➀患者を横向きにする
②下に位置する腕を前方に伸ばす
③上に位置する腕を曲げて、その手の甲の上に患者の顔をのせる
④上に位置する脚を90度に曲げ横向きを安定させる
この回復体位で、舌根沈下や嘔吐物による窒息を防ぐことができます。
そして病院に行かなくてはならない場面とは?
患者を介抱し、命の危険性を感じたらすぐに病院です。
以下の項目にひとつでも当てはまったら病院に向かいましょう。
➀大きいイビキをかいている
②痛みや刺激に反応しない
③体が冷たくなっている
④呼吸が状態不安定
⑤頭を打っている可能性がある
特にめいてい状態中の頭部打撲によって、外傷性くも膜下出血の可能性は少なくありません。
意識の状態がめいていなのか頭部外傷によるものなのかはCTを撮らないと分かりません。
この場合にも病院は必要不可欠です。
そもそもの安全対策は、単純に急性アルコール中毒にならないようにすること。
これ以上ありませんね。
コンビニの赤飯を噛んだら23回でした
咀嚼能力。食べる時に「かむ力」の事ですね。
これは健康寿命が延びる事、そしてダイエットに繋がるとされる論文や文献が多数あります。
その中でも「咀嚼能力の向上は健康寿命を延伸する」那須 郁夫著
シンポジウム「咬合咀嚼は健康寿命にどのように貢献しているのか」で発表した論文です。
その中で、「よく噛める人は摂取できる食品のパリエーションが大きく豊富な栄養素を摂ることができる、これを食品多様性。」
そう記述し、噛めない人は噛める人にくらべ主食や野菜、緑黄色野菜以外の摂取に劣っていると指摘。
逆に噛めない人は「砂糖」「菓子類」の摂取が多い事も指摘。
これはそのままダイエットに繋がりますね。
噛めない人が劣るのは、たんぱく質、脂質、カルシウム、鉄、ビタミンB2。
骨粗鬆症、貧血、皮膚障害、高齢者にも健康維持の不良に直接結びつく内容と危惧しています。
よく噛むことは、献立の多様性、食材の多様性、食品群の多様性をもたらし、その結果健康寿命が自然に伸びると言う研究結果。
一度に30回程噛むのが理想との表現がありますが、噛み過ぎて食品の原型をなくしてから飲み込むと言うのは少し気持ちの悪いモノ。
噛まないよりかは適度に噛んで、食事を過ごすことによって単純に「疲れる」し「満腹感」もあるんです。
これによって無駄にたくさんの食事をしないようにするのもダイエットの方法。
色々な事を含めても、噛むという咀嚼能力は健康の質を良くするクオリティオブライフにとっても欠かせないことです。
寒い場所と暖かい場所とでは、病気の発症率も変化する
高知県梼原町の話で面白い記事を見つけたので載せます。
「家の中で着込まずに」過ごすと、物忘れが減り脳が衰えづらくなる。
高知県の梼原町(ゆすはらちょう)の高齢化は40%以上で世界トップクラス。
これを見て『日本の2050年の姿』とされているため、この町のデータを取ることにしたという。
その街で2002年以降寿命が延びているデータが出てます。
「室温」が理由。
慶応義塾大学の研究チームが40代~80代の脳のデータをとってみると、
「寒い家に住む人」は「暖かい家に住む人」より脳神経の質が低下するという結果が出ました。
例として高血圧発病確率を見てみると、
夜中の0時の時点で居間の温度を18度以上保てていた人に対し、18度未満の人は6倍7倍も発症しやすい。
死亡確率では、夜間の室温が9度以上の室内環境で過ごしていた人に対し、9度未満の人は4年間に循環器疾患で死亡するリスクが4倍高くなる。
これらの研究は職業、喫煙、飲酒、食事の味付けはほぼ調整済み。
要するに「室温」だけでここまでの差が出てしまうこと。
室温を温かく保つためには「窓」。
冬場は窓から60%の熱が逃げます。
尿意のデータでも、就寝前に室温が18度と12度未満の家では1.6倍も頻尿になるというデータもあります。
寒い場所に適応した体を持っている人種ならともかく、日本人の体は低い温度になるほど色々な支障が出てくるデータになっています。