②毎日更新の情報
9月前半は腹筋運動を中心にやっていきましょう

【9月のテーマ】腹筋は“回数”より“意識”が大切!
◆ 腹筋って、何回もやれば効果が出るの?
実は違います。
たくさん動かしても、正しいフォームで使うべき筋肉に効かせていないと逆効果。
とくに腰に負担がかかってしまい、腰痛の原因になることもあります。
◆ 腹筋には2つの種類があります
-
表面の筋肉:腹直筋(シックスパックの部分)
-
深い部分の筋肉:腹横筋(姿勢を保つ筋肉)
この腹横筋をしっかり使えると、
✔ 姿勢が良くなる
✔ お腹が引き締まる
✔ 腰痛予防にもなる
など、たくさんのメリットがあります。
◆ じゃあ、どうやって鍛えるの?
腹横筋は、「意識して呼吸しながら使う」ことがポイントです。
おすすめの動きは以下のようなもの:
-
ドローイン(お腹をへこませて呼吸)
-
プランク(体を真っすぐキープ)
-
デッドバグ(仰向けで手足を動かす)
これらは、少ない回数でも効果があり、安全に行える腹筋トレーニングです。
◆ 科学的な裏付けもあります
研究では、腹横筋を意識したトレーニングによって、
-
姿勢が改善
-
腰痛が軽減
-
バランス力アップ
などの効果が確認されています。
▼ 信頼できる参考文献(英語)
◆ 最後に
腹筋トレーニングは、**回数より「質」**が大切。
「どこを使っているか?」を感じながら、ゆっくり丁寧に行いましょう。
カレンダーで9月の予定を確認してください

ハニーラルヴァの各店舗のページにカレンダーを載せています。
大田原店の定休日は水曜日と日曜日。
※大田原店の17:00~18:00はジュニア体育クラスとなっているので子ども以外はご利用できません。
https://honeylarva.com/free/price
黒磯店の定休日は月曜日と水曜日と第4日曜日。
https://honeylarva.com/free/kuroiso
痩せない原因ランキング表

痩せれない原因の表を作りました。
太るか太らないかの大前提はもちろんカロリー収支なのですが、このランキングにあるように偏った生活習慣から痩せる事ができない原因が生まれます。
プロテイン(たんぱく質補助食品)は「必要なときに使う」と覚えておくべき

1. 普通の食事ができていて、健康な人なら基本的に不要
-
たんぱく質は、肉・魚・卵・豆類など普通の食事で十分に摂取できる栄養素であり、プロテインはあくまで「足りない分を補う補助食品」です。たいていの人は、食事で不足なく摂れてしまいます コロラド州立大学健康科学部ウィキペディア。
-
しかも普通の食事にはマルチビタミン、ミネラル、食物繊維など、プロテインだけでは補いきれない“未知の栄養素”も含まれており、よく噛んで食べることにも意味があります。
2. プロテインが役立つ場面
以下のような場合にはプロテイン補助が有効です:
-
運動後の回復・筋肉合成の効率化
筋力トレーニング後には、特にプロテイン摂取によって筋タンパク合成が促進されるという明確な科学的エビデンスがあります PMCウィキペディア。アメリカスポーツ医学会は「激しい運動後1時間以内に15〜25gのプロテイン補給」を推奨しています Health+15Harvard Health+15PMC+15。 -
高齢者や食欲が落ちている方のサポート
加齢に伴い筋肉量の維持が難しくなり、高齢者ほどたんぱく質の必要量が増えます。日常の食事だけでは十分に摂れないこともあるため、プロテイン補助が有効になる場合があります NatureStanford Center on LongevitySan Francisco Chronicleウィキペディア。 -
日常の食欲がなく、まともな食事が摂れないケース
入院中や術後、病気・けがによって食が細い場合など、食事からだけではたんぱく質摂取が困難な際にも役立ちます コロラド州立大学健康科学部Verywell Health。 -
目的に応じたプロテインの選び方
例えば、吸収の速いホエイ(乳清)プロテインは運動後に適しています。一方、価格や消化性、乳糖不耐の有無などによってコンセントレート(WPC)、アイソレート(WPI)と使い分けもできます Health+1。
太らない?健康になる?使いすぎには注意!
-
プロテイン補給をするだけで痩せたり健康になるわけではありません。バランスの良い食事と運動ありきです Verywell HealthWomen's Health。
-
過剰なプロテイン摂取は、腎臓への負担、消化不良、栄養の偏りなどを引き起こす可能性があります。特に加工された高タンパク製品に依存しすぎると、他の栄養が不足しがちです デイリーテレグラフThe AustralianSan Francisco Chronicle。
-
研究では、筋トレをする健常な若年者では、1.6g/kg/日を超えるたんぱく質摂取で得られる筋肉の増量効果には限界があるとされています PMC+15ウィキペディア+15ウィキペディア+15。
まとめ:状況に応じたプロテインの「使いどころ」
状況・目的 | 推奨される対応 | 備考 |
---|---|---|
普通の食事で十分たんぱく質が摂れている | プロテイン不要 | 食事優先。プロテインは補助。 |
激しい運動後の回復や筋肉の効率的な成長 | 運動後にプロテイン補給は有効 | 15~25gが目安 Harvard HealthPMC |
高齢者や食欲低下・病後などで食事量が足りない | 補助的にプロテイン活用 | 普段の食事に追加して補う形ならOK NatureSan Francisco ChronicleVerywell Health |
プロテインをただ摂るだけの場合 | 効果は限定的、むしろ不要なことも | 過剰摂取のリスクも考慮 Verywell HealthデイリーテレグラフWomen's Health |
「身体を伸ばす・縮める」動きが生む体重移動と敏捷性

🔶 身体を「伸ばす・縮める」ことで生まれる動きの質
今週の「身体を伸ばす・縮める」というテーマは、単なる柔軟性の話ではありません。
日常動作における“体重移動”をスムーズにするカギなのです。
特に注目したいのは、「脇」=肋骨と骨盤の間の空間。
ここを“伸ばす”動作の際、自然と片足側へ体重が乗るような形になります。この体重の移動こそが、敏捷性(アジリティ)を高めるトリガーになります。
🔶 体重移動と敏捷性の関係性
敏捷性とは、単なる速さではなく、素早くバランスを取りながら方向転換できる能力。
この能力はスポーツだけでなく、転倒予防や歩行安定性にも深く関わっています。
体重がスムーズに左右に移動できると、身体の重心移動が効率化され、無駄のない歩行・走行が可能に。つまり、
「脇を伸ばす → 体重が片側に乗る → 敏捷性アップ → 歩く・走るが快適になる」
という好循環が生まれるのです。
🔬 エビデンス(科学的根拠)から見る「体重移動」の大切さ
✅ 1. 高齢者の敏捷性と体重移動の研究
Muehlbauer et al., 2015 のレビューでは、高齢者において体重移動能力と敏捷性が、転倒リスクの低減や生活機能維持に重要とされています。
✅ 2. 歩行と体幹運動の関連性
Graci et al., 2011 は、歩行における「骨盤と体幹の動き」が体重移動の効率性とリンクしており、「体側の伸展と骨盤の連動性」が動作の滑らかさに関与すると述べています。
✅ 3. 脇(体側)を伸ばす運動がもたらす神経筋制御の改善
ストレッチ(特に側屈)により、神経筋系の反応速度が向上し、アジリティにプラスとなることが示されています。
🔗 例:Behm et al., 2016「Stretching and performance」
DOI:10.1007/s40279-016-0620-5
💡 ハニーラルヴァで行う“伸ばす・縮める”トレーニングの魅力
-
脇を伸ばす動作 → 骨盤と肋骨の連動を作る
-
重心移動のコントロール → 敏捷性向上
-
美容目的だけでなく、歩行やスポーツの土台づくりにも有効
これは単なるストレッチではなく、「神経-筋-骨格の連動性を高めるアプローチ」です。