④お役立ち情報(毎日更新)
那須町で講演でした

WHOが発表している健康の定義が好きなので講演でプロジェクターで映しています。
身体的、精神的、社会的に幸福な状態を「健康」
那須町文化センターで自宅でできる筋力トレーニングの講師として行ってきました。
ハニーラルヴァジムでも伝えている通り、健康になるために難しいトレーニングなんて必要ありません。
単純だけど大切で、回数だってやたら多くやっても仕方がない、シンプルなトレーニングを教えてきました。
マラソンランナーがスポーツドリンクを避ける理由

スポーツドリンクには2種類あります。
アイソトニック飲料とハイポトニック飲料。
アイソトニック飲料とは、運動前や運動後に推奨される飲料。
そしてもうひとつは運動中に摂取する事を推奨されているハイポトニック飲料。
この2種類の違いは糖質濃度です。
ほとんどのスポーツドリンクはアイソトニック飲料です。
これは糖質濃度が高めに設定されています。
もう片方のハイポトニック飲料の代表的な品名は『経口補水液』や『アミノバイタル』。
スポーツドリンクの代表格であるアイソトニック飲料は人間の体液と同じ浸透圧なので、運動していない状態での摂取では吸収速度が速くなります。
それは体液と同じ浸透圧だから。
ではなぜ運動中にスポーツドリンク等のアイソトニック飲料がダメなのか?
運動中は発汗などで体液が薄くなります。
体は糖質濃度が薄くなっているところにアイソトニック飲料など先ほどの通常の糖質濃度の飲料を注いでも浸透しずらくなります。
ムリに飲んでしまえばストレスにもなったり、飲めば飲むほど喉が渇いてしまいます。
体の中で糖質濃度を合わせるためでしょう。
これは塩分濃度の違う「海水」を飲む事によって起きる危険と似ていますね。
喉が渇いたといって海水のような人の体以上の塩分濃度の濃い海水を飲んだりすると、体は塩分濃度を合わせるため体内から水分を想像以上に排出しようとします。
これが「海水」をたくさん飲むと脱水症状になる理由です。
発汗して糖質濃度が薄まっている時は、糖質濃度の低い経口補水液などのアイソトニック飲料を飲む方が浸透しやすいという訳です。
そこでもうひとつ。
アイソトニック飲料を水で薄める方法も注意。
糖質濃度は薄まりますが同時に塩分濃度も薄めてしまいます。
そうなるとやはり塩分濃度が高く、糖質濃度が低いハイポトニック飲料がおススメになります。
姿勢が悪ければ健康にはなれない

姿勢が良くないと・・・と思っていても、改善されない方々はほぼ「姿勢が良くなったメリット」を分からない。
ようするに姿勢が悪いデメリットも分かっていません。
姿勢が悪いのは見た目が悪い
このくらい。
これでも改善してくれようと意識してくれる人はまだ良い方。
姿勢くらい悪くても別にいい
と思っている方々がほとんどです。
だから改善されるものも改善しない。改善しなくてもデメリットが少ない。そう思っている方々が多いというコト。
改善する労力に比例した、いやそれ以上のメリットがなければ時間はかけたくないもの。
腹式呼吸の話。
猫背や肩こりがある人はちゃんとした腹式呼吸ができない人がほとんどです。
猫背などで姿勢が悪く、内臓や横隔膜が圧迫され腹式呼吸ができていない人、肩こりで肩が硬くなって上がっている人もうまく腹式呼吸ができていません。
腹式呼吸をしっかりできることによって、昨日の記事のように他の筋肉もアクティブに動くようになります。
よって健康でいるためには筋肉を効率よく動かせるようになる事、そのためには呼吸をうまくできるようにする事、そしてそのためには姿勢を良くする事。
要するに健康でいるためには姿勢を良くする事、これが一番の近道になります。
姿勢が悪いまま、様々なトレーニングしても。
姿勢が悪いまま、健康器具を使っても。
姿勢が悪いまま、健康食品食べても。
とても効率の悪い働きになります。
これで少しは『姿勢』のことを分かっていただけたかなとは思いますが、まだこの『姿勢』という言葉だけじゃ弱い響きなのでこれからも姿勢に関する記事は上げていこうと思います。
LINE@には腹式呼吸で腰痛の改善ができる事を発信しましたが、腰痛のみじゃなく様々な事が呼吸ひとつ姿勢ひとつに関わってきているので今一度「姿勢」の確認をしてみて下さい。
「寝る前に食べると太る」それってホント?ウソ?

世間一般的に、寝ている時は代謝が落ち摂取したエネルギーが消費しにくいから「脂肪がつきやすい」と様々なところで言われてきました。
テレビ番組などでも言及されてきました。
「夜に食べる事をやめたら痩せた」等。
「人間は起きている時にエネルギーを消費するので、寝ている時はエネルギーは消費されない」等。
「人は2時間~3時間で食べ物を消費するので、寝る3時間前に食事を終えれば脂肪にはなりにくい」等。
要するに、
「寝る3時間前に食事を済ませると太らない」とウワサがありました。
さて、これについて科学的な研究はというと。
➀「就寝前に食事を摂ることが体重増加を引き起こすという生理学的な理由を示していません。」
②「就寝前の食事が他の時間の食事よりも体重の増加に影響したという証拠もありません。」
睡眠中は代謝が落ちて脂肪がつきやすいと思っている方が多いかと思いますが、実は寝ている間も日中の生活と代謝と変わらない代謝が起こっています。
要するに寝る前に食事したからと言って太るという因果関係はないという事。
ではなぜ「寝る前の食事は太る」と言われたのでしょう。
栄養学研究者Dr.Tylor Jones
「就寝前に食事を摂る習慣がある人は普通の人よりも食事の回数が多い傾向がある」これだけ。
朝食、昼食、夕食+夜食であるため摂取カロリーが普通の人より多いだけ。
寝る前だろうがなんだろうがこういう人は食事が多いだけ、なんです。
たったこれだけ。
考えてみると納得。
このような人が夕食のあとの夜食を抜けば単純にカロリーが減りますよね。
この話はデータの多いひとつの例ではありますが「夜食べると太る 」説にはなにも根拠がない事。
「寝る前に食べると太る」というウワサにはこういう面白く単純な発祥があるということで、なにも根拠はない事を分かっていただきたいと思っています。