②お役立ち情報(毎日更新)
空腹で運動すると筋力が落ちる?ことなんてありません。

空腹で筋力トレーニングをすると筋肉が減る。
そんな話を聞いたことあるかと思います。
しかし、これは
ありえません。
空腹=栄養素がない訳ではありません。
運動すると、まずは炭水化物、その次に脂肪、そしてタンパク質をエネルギーとします。
しかし、このタンパク質がエネルギーとして使われるのは、
『数日間なにも食べていない、且つ元々の体脂肪率が低い。』
この状態に限られたことであっての状況。
人間は空腹になると筋肉を分解するのではなく、維持しようとするんです。
これはタンパク質のみにある窒素が関係してきます。
窒素がタンパク質を体内に留めようとします。
逆にカロリー制限を行ってしまうと筋肉量の損失が大きいと発表されている論文があります。
断続的な断食と食事を交互に繰り返す「IF」(インターミッテントファスティング)ダイエット。
2020年のアメリカで人気のダイエット法「IF」。
この断食を組み込んだダイエット法。これは筋肉量を減らさず脂肪を減らせるダイエット法として有効でした。
よって空腹で筋肉が分解されるという理由は「無し」という事になります。
間違っても筋肉の分解を防ぐためにサプリメントなどにお金をかけさせられないよう注意して下さい。
基礎代謝は痩せて増える事はありません

基礎代謝をアップさせるには「筋肉」ではありません。
もちろん筋肉をつけることも必要ですが、それはあくまでも手段のひとつ。
基礎代謝とは体からの二酸化炭素(CO2)の排出量、または酸素(O2)の消費量が評価の基準です。
体内のエネルギー生産が多いと、たくさんの酸素が消費され、同時に二酸化炭素が排出されます。これが
基礎代謝の高い状態(酸素がたくさん作れる状態=健康)
となります。
逆にエネルギーが生産が少なければ酸素の消費量も二酸化炭素の排出量も少ない状態。これが
基礎代謝の低い状態
筋肉が多くなってもエネルギー生産が少なくなれば、基礎代謝は下がり次第に筋肉も落ちていきます(よってアスリートレベルではなくフィットネスレベルの人は膨大な筋力を付けない方が良い)。
筋肉の少ない人でもエネルギー生産量(運動量)が多ければ基礎代謝も上がります。
それに増やすことばかりではありません。
間違った姿勢、窮屈な姿勢、その他、間違った呼吸の仕方、これらを含めた生活の質の低下が基礎代謝を下げています。
こういう小さな日々の悪い生活が基礎代謝を下げてしまいます。
良いところを覚え、悪いところを改める。
それがハニーラルヴァの提供している質の良い生活のための運動になります。
しかしもっと深く掘り下げると、世の数字で表された基礎代謝の計算は体重や身長や年齢などを含めた数字によって計算されています。
?
お気づきの方はいらっしゃるかと思いますが、基礎代謝は身長と体重からの計算ベネディクト方程式というものを使って計算されています。
よく
痩せて基礎代謝をアップさせよう!
という文句がありますが、この表現は間違っています。
体重が痩せたら基礎代謝の数字は自然と落ちます。
痩せて基礎代謝を上げるという仕組みは現実的ではありません。
痩せるという事は基礎代謝を下げる行為という事になります。サプリメントでも
痩せるサプリメントで基礎代謝アップ
などの謳い文句が付いていたら・・・手を伸ばすのは控えた方が良さそうですね。
まとめると、体組成計などで表示されるベネディクト方程式によって算出された基礎代謝は基本として、そこから数字には出ない美しい呼吸や姿勢改善、筋肉が増えることによっての代謝量を増やしていきましょう。
プロテインを飲むのと飲まないのとどちらが良い?

プロテインを飲むほうが良い?それとも飲まない方が良い?
まず最初にプロテインは「たんぱく質」です。
よって「プロテインを飲むから健康になる」事とは無関係になります。
あくまでもサプリメントやプロテインは「栄養補助食品」にあたりますので、プロテインやサプリメントは通常の食事でまかなえない部分にあてがうモノ。
そうなると普段、食事をできている方はもちろん必要ない訳です。
じゃあどういう時に必要か?
急いで食事ができない時、または体を大きくしたい場合(これもプロテインを飲んでも大きくならない結果もあります)。
そして、極端に肉や魚、野菜、豆類が食べれないという方(通常の食事であれば日常で食べているものです)。
この場合であればプロテインを食事の代わりに摂っていると言ってもいいかもしれません。
ですが、食事に関してはまだまだ不明確な部分が多いのも実情。
「不明確」というのは悪い意味ではなく、良い意味でまだまだ解明されていない栄養素が多いという事。
三大栄養素のたんぱく質、脂質、炭水化物に加えミネラルとビタミンの五大栄養素。
今解明されている確かな栄養素以外にも、食事にはまだ解明されていない栄養素がたくさんあるという事。
プロテインにはミネラルやマルチビタミンが入っているものもありますが基本「たんぱく質」なんです。
普通の食事には先ほどの解明されていない栄養素の他、魚にしろ必須脂肪酸や食物繊維も含まれて、そして咀嚼もするし消化もするし。
食事を噛んで食べて消化する作業が人間や動物には必要です。
しかしプロテインを摂るのであれば、その他必須脂肪酸や食物繊維もまた別で摂取しなくてはいけなく、お金もその分かかかるでしょう。
そして健康で長寿な人ほどプロテインは飲んでいません。
もうひとつ補足するとプロテインを飲んだからと言ってダイエットにもなりません。
プロテインを摂取する時と場合を踏まえながら補っていきましょう。
横隔膜と骨盤底筋で体の圧を高めると腹圧が強くなり腰痛も改善される

「腹圧」。
ドローインで腹横筋を使うと図のような姿勢になります。
反り腰でもなければ猫背でもない骨盤の使い方。
そうなることによって、肛門の穴のフタを司る骨盤底筋と呼吸の穴のフタを司る横隔膜が平行になり、フタどおしが平行になることによって体の中に圧ができます。
これが「腹圧」。
こうなると体は強くなるため筋肉でのベルトができ腰痛の改善と予防になります。
また、体の圧がかかり体が強くなるのでスポーツや運動時の体は常に力強い状態を保てます。
疲れてくると自然とこの腹圧を入れる事が苦しくなるので、腹圧をラクに入れられる状態からどれだけ疲労が溜まるかが分かりやすいでしょう。