②毎日更新の情報
腰はひねれない、だから胸と股関節の柔軟性を高める事がポイント。
人間が日常生活の質や運動のパフォーマンスを上げるために可動域を出さなければいけない箇所は、
股関節と胸椎が重要なポイントとなります。
股関節については2022年中旬にショートプログラムとして行ってきました。
身体をひねる時のよくある間違いの「腰をまわす」という表現。
腰は実際まわりません。腰椎は5つありますが、時計のひとメモリ分程度、約6度前後しかまわりません。
つまりほぼ腰椎は「まわす」役目になっていません。
では、どこが「まわす役目」をしてくれるのか?
それは胸と股関節になります。
胸と股関節の柔軟性が高まると「ひねる」動きの幅が広くなります。
2023年の一発目のショートプログラムは「胸椎」に的を絞ってストレッチやトレーニングをしていきましょう。
思いきり1回で〇〇kg挙げられる人は、〇〇kgだと何回挙げる事ができるのか?
最近は立て続けにウエイトトレーニングの話をしているのでもうひとつ。
思いきり1回で〇〇kg挙げられる人は、〇〇kgだと何回挙げる事ができるのか?
要するに、ベンチプレス最大MAX1回50kgを挙げられる人がベンチプレス45kgだと何回できるのか?
という質問があったとすると、
45kg÷50kg=0.9
0.9=90%
そこでまたこの前の表を使います。
90%は4回と表示しています。
MAX1回50kg挙げられる人は45kgだと90%の出力を発揮できて
4回(4RM)持ち上げられる。
という事になります。
もうひとつの問題として、1回
MAX1回80kgを挙げられる人が60kgだと何回挙げる事ができるのか?
60÷80=0.75で75%なので75%であれば
60kgだと10回持ち上げられることになります。
このように表を用いりながらウエイトトレーニングを使って下さい。
10回や8回でトレーニングしたい場合、何キロのベンチプレスの重さを持てば良いのか?
ベンチプレスMAX1回80kgを持てる人が、10回の回数でトレーニングしたい場合、何キロの重さでトレーニングした方が良いのか?という式は、
昨日の表を見てもらいながら、80kg×0.75(10RMは75%)=60kg
ベンチプレス80kgMAX1回挙上できる人が10回のセットでトレーニングしたい場合、
60kgが適正の重さ
という式になります。
もうひとつ、
ベンチプレスMAX50kg1回挙上できる人が8回のセットでトレーニングしたい場合の適正の重さは?というと。
50kg×0.8(8RMは80%)=40kg
40kgで8回のセットでベンチプレスのトレーニングができるという事になります。
自分が最大何キロの重さを持ち上げる事ができるのか?の式
表を作りました。
40kgのベンチプレスを8回(8RM)挙げられる人が、
最大MAX1回(1RM)どのくらい?
の重さのベンチプレスを挙げられるのかという計算です。
40kg÷0.8(8RMは80%)=50kg
40kgのベンチプレスを8回挙げられる人は、
最大MAX1回で50kgを挙げられる
事が分かります。
もうひとつ例にすると、ベンチプレス60kgを10回挙げられる人の最大MAX1回は何キロになるか?
60kg÷0.75(10RMは75%)=80kg
最大MAX1回で80kgを挙げられる
事になります。
こういった表と計算で最大1回の挙上重量が導き出せます。
できる回数と重量から最大筋力(MAX1回)を求める式になります。
ケガのないよう、無理をしないようにウエイトトレーニングに励んで下さい。
明日は「10回や8回でトレーニングしたい場合、何キロのベンチプレスの重さを持てば良いのか?」に答えていきます。
ベンチプレスMAX1回80kgを持てる人が、10回の重さでトレーニングする場合、何キロの重さでトレーニングしたほうが良いのか?という式を出します。

