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体の故障がなくなってパフォーマンスが上がったスポーツを例にして話します
あるメジャースポーツを例にします。(ボクシングではありません)
目標にする試合や大会が中止になった最近の自粛期間、トレーニングや練習も短縮された結果、実はパフォーマンスが良くなっていたのです。
これはこのメジャーなスポーツだけじゃなく、様々なスポーツや競技にも通じる事があるのでは?
練習時間が少なくなったことでいつも通りの練習ができなく、再開しても動きが鈍くなるとの不安をよそに、
体の故障はなくなったばかりではなく、練習時間の制限が選手やアスリートの健全な成長を促したと明らかになったと。
アスリートとしての体はしっかり作られて、体の使い方もスムーズになっていると。
それほど普段のトレーニングが過度であり過ぎているスポーツが多い。
理論立てを無視して、トレーナーやコーチ側の定性的な部分を押し込んでいるトレーニングが多いということ。
「体を休める」事、それがなかなか通じないのが日本。
それは日本の良いところでもありますが分野別では悪いことになります。
「強くなるために体を休める」がどうしても通じない。
いくら理論を説明したとしても通じないのは指導者のせいでもあります。
「身体を止める」「動くのをやめる」どういう言い方が当てはまりますか?
数字やデータばかりを前面にとも僕は思いません、その定量的な部分と定性的な部分を合わせて指導コーチするのが土台であってほしいと常々思っています。
これも日本じゃないある国の『指導者のためのプログラム』の中で、
「特に成長期にある選手の身体能力の未熟さを軽視した過度な訓練、罰としての不適切なトレーニング等々はすべて虐待である」と明記されたマニュアルがあります。
スポーツの強豪国や運動やフィットネスの先進国であればあるほど、しっかりしたプログラムが構築され、人権も配慮されています。
これほど徹底しています。これほど徹底されているから、その国はスポーツ先進国だともいえる部分はあると思います。
本当に無駄なことを排除そして新しい基盤を作る。
これは運動やスポーツにも常々求められるキーワードになっています。
そしてこれはあらゆるスポーツに通じているのでは?
健康のためにも美脚のためにも「ミルキングアクション」
8月後半のテーマでもある「下半身トレーニング」。
その中で覚えてほしいのがミルキングアクション。
ミルキングアクションとは簡単に、「下半身運動で血液を心臓に送る」ということ。
お医者さんに言われた方もいるかと思います。
「身体を動かさないでいるより、簡単な運動ウォーキングやジョギングをして下さい」と。
?「なぜ下半身の運動をして血液を心臓に送らなくてはいけないの?」
?「心臓に血液なんか普通にいくでしょ?」と思う方もいるでしょう。
まずそれは重力の関係もありますし、下半身は心臓に遠い位置にあるために心臓だけで血液の循環を行うとどうしても負担になってしまうから。
下半身を動かさないと、下半身からの血液が心臓に送られづらくなってしまいます。
要するに、心臓への血液循環を助けているのが下半身。
よって下半身をトレーニングすることはとても良い方向に向かいます。
下半身が運動されると代謝が良くなる。それは心臓への血液循環がスムーズになる。
それに下半身は全身の半分以上(約3分の2)の筋肉が集まっています。
そのため下半身の運動をすることはエネルギー消費がとても大きい。カロリー消費が大きいことになります。
ちなみにふくらはぎは第二の心臓と呼ばれる個所。
それほど心臓の役目、血液の循環を良くするポンプの役目を二番手で担っているのはふくらはぎです。
またミルキングアクションが行われると「冷え性」や「むくみ」といった脚の問題も解決していきますね。
このように下半身トレーニングもとてもベスト?マスト?な理由があることが分かっていただけるかと思います。
ダイエット中の水分補給は水が最適
不純物を含まない「水」は、老廃物の排出を促してくれ代謝効率をアップさせる効果が期待できます。
老廃物の排出で基礎代謝が上がれば脂肪燃焼も促進され、これが「ダイエット」にもなります。
水分でお茶やコーヒーなどをつい摂取しがちなのですが、体内で分解や吸収に時間を要する成分が含まれている上に胃腸にも負担がかかってしまうんです。
中でもカフェインには利尿作用があるので水分を出してしまい水分不足になってしまう可能性もあるので注意です。
水のいいところ、人間の体のほとんどは「水」でできているため、水を飲むと血液やリンパ液の流れがスムーズになって、細胞の隅々まで栄養や酸素を送ってくれます。
それに体内の余分な水分が排出されるとむくみの緩和に繋がります。
そしてそして腸にも水分がもたらされると腸の動きが活発になり、便秘解消効果にもなります。
「水」がおススメな理由はいくつもあるということですね。
フランスの女性はなぜ太らないのか?
ミレーユ・ギリアーノ著の
「フランス人はなぜ太らないのか?」
で分かりやすく太る原因のひとつを挙げています。
内観と外観。
難しく言わせてもらいましたが、簡単に「内側の合図」と「外見の合図」といった方が分かりやすいのかと思います。
もちろんフランスにも太っている人はいます。
しかしアメリカの33%に比べてフランスは10%と割合が少ないのです。
アメリカは3人に1人、フランスは10人に1人。
その違いは、「食事をやめるタイミングを彼女たちは心得ているから」だという。
フランスの彼女たちは器に残っているスープの量には頼らないということ。
食事を終わりにする判断を「空腹を感じなくなった時点」。
だが、たいていは体裁も考えると外側の外見。
器のスープを飲み干す、テーブルの上を片付ける。
食事のやめどきを外側じゃなく、内側の満腹感に頼る人がどれだけいるだろうか?
このひとつでも十分太る要素はたっぷりだと思うのは僕だけでしょうか?
一日3食必ず食べる、3食が悪いというわけじゃなく、これだけ食べれば誰でも太れます。
国全体で行っている骨盤底筋のペリネダイエット政策といい、フランスは美に対する意識がナチュラルだということが大いに分かるミレーユ氏の言葉でした。