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筋肉は柔らかくないとダメか?
筋肉は柔らかくないといけないか?
そんな質問がハニーラルヴァにありました。
実際、僕の場合は硬いんです。
硬い筋肉。
ボクシング現役当時。
ボクシングやる前、15年の器械体操選手時代では柔らかかった気がしますが、
ボクサーになって筋力が一段と増していく度、硬くなっていった気がします。
「柔軟性があるのとない、とではやはり柔軟性があるほうがいいですか?」
の質問なら現時点僕でも答えられます。
目的によってですが、「柔軟性がなくても大丈夫」。
逆に目的がないのにただ単に可動域を広げられたからっていいモノでもありません。
可動域を広げれば広げるほど、その広がった可動域を安定させるための筋肉も必要となります。
安定性を保つことをせず、ただ柔軟性を求めて柔らかくするのは危険です。
要するに目的がないのに柔らかくしてどうするの?です。
僕も体全体に柔軟性があるかと言われると、器械体操選手時代からそうとう硬かった。
その「硬い」は一般的には「柔らかいほうでしょ?」と言われますが、
一般的にも十分「硬い」ほうでした。
しかし、なんら今まで支障はありません。
器械体操時代も東京都で優勝していますし、プロボクサー時代も日本チャンピオンを6度(その後返上)も防衛させてもらいましたし、
そして今回は、筋肉自体が「柔らかい」、「硬い」でどう違うのか?
科学的な観点から調べてみました。
続きは明日記事に載せます。
「汗をかくこと」の意味
体温を下げるために体内の水分が皮膚の表面にくることが
「汗をかくこと」です。
それだけでかなりのエネルギー消費になります。
「汗をかくこと」それ自体がエネルギーの消費になっています。
よってサウナとかでもエネルギー消費になります。
それなりのダイエット効果になっているわけですね。
反対に、筋肉をつけるという意味では汗をかくことは良しとされません。
体温が少し上がることはウォームアップ効果もあり、
酵素も働きやすくなる、
神経伝達物質も作られやすくなる、
しかし、汗をかいてしまうほど体温が上がってしまうと、酵素が働きにくくなる。
筋力も落ちる。
こういうデメリットもあるので注意しながらトレーニングに励んでください。
呼吸のリズムが崩れると「低炭酸ガス血症」になります
疲れてきて酸素を大きく息をしても酸素は体内には供給されません。
要するに疲れた時でも呼吸のリズムは変えずにいられることが酸素をしっかり体にまわせます。
それはハニーラルヴァでやっていただいてる呼吸法の時間のように。
例え運動で疲れても、日々の日常で疲れても同じ。
呼吸のレベルが変わるとそれはストレスにもなり、より一層大きく息をしてしまいます。
難しい言葉を使うと「低炭酸ガス血症」と呼ばれ、呼吸が大きくなり吐く息を多くなると、
体組織の中の二酸化炭素は少なくなり、酸素が効率よく筋肉にも酸素が供給されません。
よって代謝も悪くなり痩せにくくなる、そういう悪循環が有る上、先ほどのストレスも加えると
より一層呼吸の大切さが分かっていただけるかと思います。
今月のテーマ「丸めて反る」運動とは?たたずまいを美しくする
「丸めて反る」
今月後半のテーマでもあり、ボクシングで動きや避ける動き、そしてキックミットでの「丸める反る」とう表現をしてもらっています。
体をたわませ背骨を「丸く」した時、骨盤が後ろに回転する。これを骨盤が後傾になったと表現するのですが、この状態は骨盤内の筋肉群が縮みます。
逆に「反る」の動きをした時、丸くなった背骨が少しずつ元に戻り、首の骨が背骨からまっすぐに伸びていきながら、胸が広がります。
「丸める反る」の動きを高めれば、腰周りから下腹部、お尻の臀部の筋肉にひびくので、そこに連動している脚の大腿部の運動にも直結していきます。
要するに丸める反るで、腰から下半身のフィットネスになるということになります。
サッカーで言えば「トラップ」をする時にボールの勢いを止めるためには必要不可欠な運動「丸める反る」。
水泳の「キック」もそうですね。「丸める反る」の運動がよく使われています。
スポーツ以外では、腹圧がかかることで、お腹周りが引き締まってくる。
便秘にも効果がありますし、胸が広がることで「姿勢」にも繋がります。
そしてそれは「歩行」にも繋がります。
先に述べたように、脚の大腿筋肉にもつながっている「丸める反る」ですので、
脚を使った動きで最もよく使う動きとして「歩き方」が上手くなるのは当然と言えます。
そこに「よい姿勢」も加わるのですから、「丸める反る」は人のたたずまいを美しくする動きと言えます。