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2020-09-08 22:21:00

料亭の前に置いてある塩

料亭の前に置いてある塩

塩。昨日の続きではありませんが。また塩の話になります。

 

高級料亭などの前に「塩」が置かれている場合があります。

 

貴族が牛車で移動していた平安時代。

 

牛が塩をほしがって店の前で止まることから、客を呼ぶために置かれていたのが始まりです。

 

塩のナトリウムは血液に多く含まれていますが、細胞中にはほとんど含まれていません。

 

したがって血液のない植物中にはナトリウムがあまり含まれていなく、草食動物である牛を含めナトリウムが不足していきます。

 

そのため牛は塩を見れば立ち止まってなめようとします。

 

昔は貴重な存在の塩でしたから、草食動物は塩を多く摂ってためておこうとする本能が備わっています。

 

肉食動物は血液も一緒に体に吸収されるのでとくに塩分を補給する必要がないというわけです。

 

これが草食動物と肉食動物の塩の摂取の違いです。

2020-09-07 22:10:00

敵に「塩」を送る、というのは?

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日本はおおよそ135年前の1885年くらいでは、政府が管理していたほど「塩」は貴重なモノでした。

 

それほど貴重な塩ですから昔は給料を「塩」で払うほどだった時代もありました。

 

サラリーマンの「サラリー(salary)」とは塩(salt)が語源のようです。

 

戦国時代。

 

領地が内陸部であったため塩が不足し兵力が弱くなっていた武田信玄、

 

そこに仇敵でもある上杉謙信が義を重んじている姿勢として、武田信玄に「塩」を送ったというところから、

 

「敵に塩を送る」という言葉が生まれたという話です。

 

塩分のナトリウムを摂取しないと血圧は上がらず力が入りにくくなります。

 

低血圧の人は朝起きにくくなるでしょう。

 

極端になると立ち上がることも困難になります。

 

戦ではなくなる、という場面で敵に塩を与えたというのはさぞ漢らしい話です。

 

話が反れないようにします(笑)

 

現代は塩が自由に摂取できます。というより、塩だらけの可能性が高いほど。

 

人間は先ほどの時代からでも少ない塩で生命を維持できるようなシステムがホルモン等で備わっています。

 

過剰に塩分を摂取すると、ナトリウムが体内に貯まって、血圧の上昇に繋がってしまうようになりました。

 

歴史上、まさかこんな塩分が摂取される時代になるとは想定外だったのかもしれません。

2020-09-06 17:06:00

恐怖が体を強くさせるとは理屈的にあった

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「怖さ」が僕のエネルギーと現役プロボクサーの時は思っていました。

 

要するに感情をエネルギーに変えてボクシングにできていたと。周りにも何度か言った事があります。

 

確かにそれがエネルギーだったのは間違いないんですが、感情からくる身体の使い方だったんだなと改めて思いました。

 

恐怖がなくなり、リングが怖くなくなって辞めました。

 

プロボクサーになった当時からリングに上がる時の恐怖がなくなればもっとうまくボクシングができるのにと思っていました。

 

しかし、30回くらいプロボクシングのリングに上がってやっと怖くなくなったと思ったら、強くなかったんです。

 

怖くなくなることを望んできたのに、もっと強くなれると思いそれだけをのぞんでメンタルトレーナーを契約したりもしました。

 

しかし、怖さがなくなったら弱くなっちゃたんです。

 

なんで?だと思いますか?

 

それはもちろん「恐怖」という感情からなんですが、恐怖だから、怖いから、体の芯を思いきり力ませられていたんです。

 

最近、「体幹」「腹圧」を改めて学び直して指導している時に気付きました。

 

怖いから思いきり体の芯に力入れてリングで戦っていました。

 

ボディを打たれていないのにインターバルでセコンドに腹筋がめちゃくちゃ痛いwwwと言っていたこともありました。

 

それはそうとうなエネルギー消費です。

 

「ボディを効かされたくない」

 

「倒したい」

 

「怖い」

 

色々な感情が恐怖に変わり思いきり体の芯インナーマッスルを強くしてくれたんです。

 

その時の腹圧はそうとう強かったでしょう。

 

それが強いフィジカルを生んでくれていました。

 

結果、「恐怖」が強くしてくれたのは間違いないからと言ってまたリングに上がっても、やはり慣れもあるでしょうからあの頃の「腹圧」を今後再現できることはないでしょう。

 

怖さが僕を強くしてくれた。

 

それは「感情」も「体幹」も強くしてくれたという事。

 

今更、思い返しても意味ないことはありません。

 

感情の「恐怖」も大事です。ですがそれが「腹圧」という体を強くしてくれる事。

 

体験してきた僕、そしてこれが分かる格闘家もいるでしょう。

 

腹圧と聞けばピンとくるアスリートも多いでしょう。そう、これはスポーツ全般に必要な事。

 

それをボクシングだけでなく「健康」面からも伝えていけるようにします。

 

最後に怖いと思えた試合はこの福原さんとの試合以降、引退試合しかありません。

 

だから引退試合終わって、戦ってくれた相手に「怖さを思い出させてくれてありがとう」と伝えました。

 

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2020-09-04 15:57:00

腰痛の改善に腹筋?

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お医者さんでもインナーマッスルやドローイン、腹横筋など深い細かい体の連鎖を知っている方は多くありません。

 

よって腰痛の原因ともなると「筋肉」「腹筋」が弱くなっているからと診断され、腹筋をとにかく鍛えたいと思われる方は少なくないかと。

 

伝える人が悪い診断する人が悪いと言っているのではなく、仕事が違うので仕方ありません。

 

腹筋が強ければ腰痛にならない、とは別。

 

過去、僕もプロボクサー現役中、腰痛は誰にも譲れないほど悩んでいました(今は腰痛はありません)。チャンピオンの時は特に。

 

腹筋が強くなれば腰痛は大丈夫と言うのであれば、ボクサーを含め格闘家はみんなシックスパックの持ち主。

 

シックスパックなら腰痛はないという根拠はありません。関係もありません。

 

僕が現役時代の周りは、逆に腰痛に悩まされている格闘家は多かった記録があります。

 

ボクシングのチャンピオンだろうが、キックボクシングのチャンピオンだろうがみんな腰痛を持っていました。

 

もちろんいいカラダをしている選手ばかりでしたのでシックスパックです。

 

 「腹筋は間違っている?」

 

そう思うにはまだ早いんです。

 

間違ってはいない。けど間違っている。

 

「腹筋」と聞いて理解できている人とできていない人が多いからこうなってしまっています。

 

シックスパックというのはもちろん「腹筋」、ですがインナーマッスル、ローカル筋の「腹筋」を求めていかなければ腰痛を改善とはならないでしょう。

 

逆にシックスパックなどの外側の腹筋に意識してしまっては、腰痛を加速させてしまい本末転倒になってしまいます。

 

腹横筋やドローイン、腹圧などを意識させなければいけない腹筋が求められるというわけです。

 

これ以上の説明はここではしませんが、「腹筋」を単純にまとめてはいけません。

 

「腹筋」は確かに間違いはないのですが、そこの説明で終わらせてしまうと間違えてしまいます。

2020-08-29 23:20:00

呼吸は二酸化炭素一定に保つことが目的です

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表を作りました。

 

血液はアルカリ性と酸性の値のph値がちょうど吊り合うおおよその7を保つことが目的です。

 

ph値?アルカリ性?

 

そうなりますよね(笑)

 

ここは頭の隅に、いや「そんなこと言っていたなぁ」くらいに留めてもらって。

 

要するに呼吸量が多かったり少なかったり極端にならないようにすること。

 

もっと極端に言うと、呼吸が少ない方(アルカリ性)を目指す事。

 

もちろん少なすぎには問題がありますよ。極端になり過ぎないように。

 

ゆっくり落ち着いて深く。

 

こういう呼吸ができるようになると1分間での呼吸の量も少なくなりますよね。

 

ここを目指してほしい。そう思います。

 

呼吸量が多いと、作った表にあるように「ストレス」がある時によく口にするモノが多く含まれているという事。

 

ストレス=呼吸量が多い

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