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骨盤底筋は肛門に良いだけじゃない!

骨盤底筋やケーゲル体操といえば、尿漏れ防止やポッコリお腹改善などがクローズアップされがちですが、
「身体の仕組み」
を知ると、深い箇所で色々繋がっているのが分かります。
私が知っているだけでもこれだけ重要な骨盤底筋群ですので、研究が進めばもっと様々なところに影響が出てくることが分かりそうな箇所(ここは他力本願です 笑)。
重要な部分をYouTubeにしてあるので参考にして下さい。
身体を伸ばしたり縮めたりするのは体重移動をスムーズにする

タイトルにあるように今回のハニーラルヴァのテーマ「身体を伸ばす縮める」は体重移動をスムーズにします。
伸ばすときにキーポイントとなる脇。骨盤と肋骨の間のスペース。いわゆる脇を伸ばす。
ここを伸ばすときには体の片側に体重が乗っかっていると思います。
この片側に体重を移動させる認識が敏捷性を高めます。
この敏捷性が高まると、歩いたり走ったりする動作にも良い影響が出てきます。
歩いたり走ったりすることはもともと体重移動そのもの。
美容効果だけではなく、体重移動から歩行や走る等、広い範囲に繋がる「身体を伸ばす縮める」運動ということになります。
アルコールは汗に流せば大丈夫か?

お酒を飲みすぎたときの誤解:
汗や小水でアルコールを排出できる?
「入浴やサウナで汗を流せばアルコールが抜ける」
「水をたくさん飲んでトイレで流せばアルコールが消える」と思われがちですが、これは誤解です。
汗や小水に含まれるアルコールはほんのわずかで、血中アルコール濃度とほぼ同じ濃度しかありません。
例えば、体重70kgの人の場合、体内の水分量は約42リットル。そのうち体外に排出される水分は1~2リットル程度しかありません。
その中に含まれるアルコール量はごく微量です。
つまり、汗や小水に頼ってアルコールを体外に排出しようと考えるのは非効率的です。
飲みすぎた場合、時間をかけて肝臓がアルコールを分解するのを待つしかありません。
カルシウム不足がイライラを引き起こす?それは間違い!

「カルシウムが不足してるからイライラする・・・」
そんな言葉を聞いた覚えもあるかと思います。
なぜそう思われたか?
脳であれ末梢神経であれ、神経細胞間の情報伝達にカルシウムや、マグネシウムのミネラルが深く関わっているからです。
しかし、血中のカルシウム濃度は厳密に維持されているため、病気でもない限り低下しません。
骨にたっぷり貯蔵されていますから、食物からの摂取不足が神経伝達作用に影響することはほとんどありません。
ではなにが?
「マグネシウム」です。
マグネシウムも神経伝達に非常に関与しています。
マグネシウムも骨に貯蔵され通常の食事で不足することはほとんどありませんが、神経疾患を持つ人などは注意が必要とされています。
膝が痛い?それは股関節が原因では?

膝が痛いという方がいらっしゃいます。
膝が痛いには理由があります。
当たり前だろ!(そうおっしゃりたいですよね 汗)
ですが、膝の痛みの明確な答えが出ていない方も少なくないのでは?
答えが出ていないから、年齢や運動のし過ぎの炎症?という曖昧な答えに落ち着くしかなくなったりしていませんか?
もちろん膝の痛みは、特定の理由だけでなく様々な理由が故障の原因になります。
歩き方が膝に負担をかけている方、走り方が負担をかけている方。
オスグッド・シュラッター病という脚の使い過ぎによって起こる病気もあります。
しかし、「股関節の硬さ」という理由もあります。
股関節が固いと上半身の揺れや身体の衝撃を直に膝で吸収してしまうようになります。
するとどうでしょう、当たり前のように膝にばかり負担がかかってきてしまいます。
こうやって膝に痛みが生じ、股関節の柔軟性が解消されない限り慢性的に膝に負担がかかっていくことになります。
そのためにも股関節を柔らかくストレッチすることは進んで行っていってほしいと思っています。