②毎日更新の情報
那須塩原市南公民館で講師を務めてきました

高齢者の為の健康寿命を伸ばす講座の講師を務めてきました。
プロジェクターに表を映しながら、健康の為の有酸素運動、無酸素運動とは?を伝えてきました。
そして骨盤が立ち、腹圧のかかる「白樺のポーズ」も指導してきました。
運動心理学:なぜ運動はストレスを軽減してくれるのか?

運動心理学というと固くなるので、簡単に、運動における「メンタルヘルス」と言いましょう。
横文字にしても変わらないか(汗)
さて、定期的な運動効果、運動することによってどんな良い事があるのか?
➀不安やうつの低減
②心理的ストレス反応の低減
③判断力、反応力、理解力、記憶力(これらを認知能力)などの認知能力向上
これらの効果があります。
そして、運動によるストレスの低減効果。
➀過去のトラウマなどからくる不安の状態不安
②元々の性格や気質からくる特性不安
この二つの不安などから心拍数が上昇、筋肉が収縮、思考がネガティブになり覚醒レベル(精神の興奮レベル)がコントロールしにくくなります。
これらの症状が定期的な運動をすることによって緩和されます。
さて、どんな運動が効果的なのか?
一定ペースで行うことができる有酸素運動、リズミカルな運動が効果的。
なぜ運動をすることによってストレスを軽減できるのか?
運動を身体はストレスと感じます。
こういったストレスを減らすために身体はエンドロフィン、セロトニンというホルモンが分泌されます。
多幸感や鎮痛作用、精神的安定をはかるホルモンです。
そして運動をやめると身体にかかるストレスがなくなりますが、先ほどのホルモン分泌がすぐになくなる訳ではありません。
徐々にホルモン分泌が下がっていきます。
この間、ストレスはなく多幸感が出ている状態になります。
このため運動によってストレスを感じなくなる効果が出てくるという訳です。
ビタミンK

健康食品として代表的な発酵食品
納豆
皆さんもご存じ、納豆菌は便秘などの予防にもなり腸内環境を良くしてくれます。
以前のHPの記事に載せたプロバイオティクス。腸内の善玉菌を増やしてくれる働きもします。
それに悪臭の原因となる最近の総称「腐敗菌」を抑制をしてくれます。
便秘や下痢などの元になる細菌でひどくなると、肌荒れや免疫力の低下にも繋がる原因にもなります。
納豆などの発酵食品を食べると腸内の悪玉菌が減り、必然的に腐敗菌も減っていきます。
消化吸収の補助や免疫を刺激してくれ健康維持と老化防止の役割をしてくれます。
それに加え、納豆にはイソフラボンという成分が入っていて女性ホルモンと似た働きもしてくれます。
更年期障害などで起き上がれなくなったり、体がダルクなることも防いでくれます。
年齢によって女性ホルモンが減少し老化現象が起こってくることにも納豆はブレーキをかけてくれるという力もあります。
そしてまだまだ、ビタミンK。
ビタミンK?
と聞き馴染みない成分ではありますが、肉、卵、乳類などにも含まれていて普段から一般的に摂取されています。
しかしこの納豆に含まれている量は特に多いみたいで、骨に存在するカルシウム結合タンパク質のオステオカルシンという成分を刺激し、カルシウムが骨に沈着するのを促進して流出していく事を防いでくれます。
その結果、骨折や骨粗しょう症などの予防には欠かせない存在ともいわれています。
まだまだ納豆を食べ続けると?
死亡リスクが2割も減るという相関があると言われています。
国立がん研究センターは15年間調査した報告のようです。
納豆などの大豆発酵食品を摂取している人は、脳卒中や心筋梗塞などの心血管疾患によるリスクが低下する事も報告してくれました。
どの程度のウォーキングをすると改善できる病気があるのか?

ウォーキングの歩数によって改善できる病気・病態を表にまとめました。
青柳幸利先生に連絡をして確認も取りました。
健康には7500歩、そして17.5分程度の速歩きを組み込む事。