②毎日更新の情報
上体と接続部の体幹が引き締まればおのずと下半身はエクササイズされます
今月後半に行っている「伸ばす縮める」運動、
他のテーマを2週間で変えてる「ひねる」運動。そして「丸める反る」運動。
今回の「伸ばす縮める」運動も上半身で伸びた運動が体幹部のローカル筋肉をしっかり使えてることで、
ウエスト周りヒップにもにも関係する、大腰筋を含めた腸腰筋に伝わります。
腸腰筋に伝えればそのまま下半身の外側広筋や大腿直筋、内側広筋を含めた大腿四頭筋にも伝えられることができます。
身体の3分の2は下半身に筋肉が集まっているので、下半身を動かせれば運動量が上がり代謝をアップさせることができます。
ハニーラルヴァではボクシングミットだけじゃなく、キックミットを使いできるだけ効率よく下半身運動を促進させています。
「伸ばす縮める」運動はもちろん上半身の筋肉にも通じていますし、しっかり伸ばせることで僧帽筋や広背筋脊柱起立筋という
広範囲な背中の筋肉に直結させることができます。
それに合わせ「下半身筋力トレーニング」も今月後半のテーマにもなっています。
しっかりとした「伸び」「縮み」がひとつひとつ意味のある筋肉運動になっています。
攣る(つる)理由
脚がツッタ・・・
など経験したことがある方も少なくないのではないでしょうか?
よく栄養や水分がが足りてないから?または塩分(ナトリウム)が少ないから?
急激な冷え、または熱中症の寒暖差?または激しい運動による筋肉疲労?
実際はまだ解明されていないのが正直なところなんです。
しかし、ひとつ大きな原因として電解質不足とも言われています。
ちなみに電解質は「ミネラル」ではありません。
よく、電解質=ミネラルのような表示があるモノがありますが違います。
「電解質」とは体内に入ってきたミネラルが「イオン化」した状態が電解質になります。
主な電解質としてナトリウムイオンやカリウムイオンがあります。
血中の浸透圧を調整する時に必要となるのが電解質。
スポーツなどの発汗によって多く汗を出してしまったり、暑い場所の運動で電解質が外に出てしまい体の中の濃度が偏ってしまう事があります。
そんな時に「攣る(つる)」という症状が出るとも言われています。
その予防として、大量の汗をかく前にスポーツドリンクなどで電解質を摂取するというのが理想的になります。
「電解質が不足すると足がつりやすい」のもうひとつの原因として、神経の不具合こちらの原因もあります。要するに神経伝達の不調で起こる、筋肉の強い収縮。
現段階では「攣る(つる)」ということが科学では解明されていないのが現状。
これから時間が経つにつれ少しづつ解明されてはいくでしょうが、その前の予防策のひとつとして「電解質」は頭に入れておくのが得策なのかもしれません。
電解質を多く摂る分には腎臓で尿になって体外に排出してくれますので、なるべく多く摂取することが大切です。
運動するときのスポーツドリンクはNG
スポーツドリンクを飲むとNG?
スポーツにドリンクが良いと言うのは「カーボローディングがパフォーマンスを上げる」という定説からうまれてしまったことからだと思います。
しかし、このカーボローディングも「ケトン体質」を認識していなかった間違い、と
『小麦を食べるな』で有名なウィリアムデイビス氏が書いています。
糖質を摂ると逆に「低血糖」になるからです。
??
と思った方も多いかと思います。
血糖値を上げるために糖質をとるんじゃ?
しかし、低血糖時に糖質を摂るとインスリンが体内から分泌され、血糖値を上げるところか逆に血糖値を下げてしまいます。
マラソンランナーが貧血になる、ということもこれがひとつ原因となっています。
そして「ハンガーノック」というエネルギー切れで体が動かなくなる原因も、低血糖と考えられています。
外部から摂取しなくても糖質は「糖新生」という体のつくりで体は糖質を作れます。
スポーツドリンクを飲んで血糖値が上がると、体の細胞の水分が血管内に移動し、細胞が水分不足にもなります。
ではなにがいいのか?
運動時に水分が失われたら水またはお茶です。
秀徹こと空手家藤原氏とコラボ
身体の使い方の空手家藤原氏とYouTube動画をコラボしました。
お互い、身体の使い方を研究している者同士の対談、そして勝負してきました。
筋トレ中の定番、BCAAやEAAのアミノ酸ドリンクは必要ありません。
『運動中にアミノ酸を摂取することで、筋分解抑制や筋肉の合成を促進できる』
筋力トレーニング中に、血中のアミノ酸濃度を上昇させることで、筋肉の分解を防いだり筋肉を合成するとうたわれてきました。
BCAA、EAAサプリメント。
今でも広告や記事にはたくさんと謡われているのを拝見します。
BCAAに入っている必須アミノ酸の「バリン、ロイシン、イソロイシン」等は筋肉の成長において最も重要であると考えられてきました。
特にロイシンは『筋肉の合成を強める』と理論的に示されてきました。
しかし実際はいくつの科学的な調査で判明したのが『BCAAサプリメントは不要』と判断されました。
2012年の論文によっては、『筋肉の成長においてプラスの効果がほしい場合は必須アミノ酸9種類全部が必要』と示されています。
BCAAはダイエット時や減量時に筋肉の分解を防ぐという話題で重宝されてきましたが、
BCAAは『何にも効果がないサプリメント』として決定づけられました。
インドのフィットネス科学研究所の博士も『BCAAは不要』
スポーツ科学の博士も『普通の食事をしている人がBCAAを摂取してもなにも起こらない』
科学的根拠から研究している人でBCAAを推奨している人はほとんどいません。
そしてEAA。
EAAはプロテインと似て必須アミノ酸すべてがそろっている。
ではEAAは必要になるのか?こちらもNO・・・
EAAは筋肉の分解抑制や合成を強めるスピードが早いと期待され、EAAアミノ酸サプリメントを摂取している方も多いと思いますが、これにも裏付けある根拠はないという事が判明しました。
結論はBCAAもEAAも『意味はない』という事。
お金を出して、やたらめったらサプリメントを摂取しないよう注意して下さい。
サプリメントの味が好きな人、乳糖不耐性の人、非常に厳しいカロリー制限をしている人、これ以外に必要なことはないという事です。