②毎日更新の情報
棒を使い「ひねる」というコト
10年前までこのような身体のまわし方をするジムは、東京の伴流ボクシングジム以外見たことがありませんでした。
古典的な方法だと思われ、ボクシングやゴルフなどの「ひねる」とは繋がりにくいモノとされていたんでしょう。
最近では様々なところでこの方法を見ると嬉しくもなります。
この身体をまわす方法は、伴流ジムで15年近くやっていた私でも言語化に難しかった方法です。
今はハニーラルヴァジムでも全員に伝えています。私のセミナーでも伝えています。
これは下半身をひねる方法でもなければ、上半身をひねる方法でもない。
これが理解できないと
ただ棒を腰に当てているだけ
になってしまいます。
体を「まわす」ということができない限り「ひねる」という動作にも繋がらないでしょう。
これは膝の方向、体重の振れ方、お腹の力の入れ方、そしてリラックスができてやっと完成する方法。
腰をひねるという身体のひねり方をしてしまっていたら、この棒の意味は必要なくなります。
この体のまわし方は、スイングするスポーツの基礎。
この体のまわし方ができると「ひねる」という身体の使い方が理解できるでしょう。
痩せない原因ランキング表
痩せれない原因の表を作りました。
太るか太らないかの大前提はもちろんカロリー収支なのですが、このランキングにあるように偏った生活習慣から痩せる事ができない原因が生まれます。
冬はカロリー消費が大きくなるが、夏はカロリー消費少ないのか?
先日の健康運動講演でも発信しました。
冬より夏の方がカロリーを消費する
身体の外の外気温に温度を合わせるためにエネルギーを使い熱を作ります。
このエネルギーがカロリーであるため、自分自身の体と外との温度差があればあるほどカロリーを消費します。
人の体温はおおよそ35℃~37℃の間。
暖かい時期であれば20℃~30℃後半の外気温になります。しかし寒い時は、10℃以下0℃近くまで、もっと下がるところもあるでしょう。
その分、体は防衛本能のために熱を作り体を安定させます。
適応させようとするのです。
そのため温度差がある寒い時期などの方が、より体は熱を作るためにカロリーを消費します。
では体は温度が上がるとどうなるでしょう?
寒い場所にいる場合は身体はふるえたりなどして熱をつくろうとします。
しかし暑い場所にいると、身体は熱をカロリーで適応させる仕組みはない訳で、汗を出して体温を下げようとします。
おおよそ体温1度下げるためには100mgの汗を出して調節すると言われています。
ではそこでエネルギーが使われないか?というと全くそうではありません。
外気温と体温を調節するためにカロリーを消費はしますが、
暑い時に汗を出すと、カロリーは消費は高くなる場合もあるそうです。
それは基礎代謝次第ともいわれています。
なので普段から基礎代謝、そして水分をよく摂取しておくことが必要というコト。
そういう意味でも水分の摂取はこまめに摂るようにしましょう。
「捻る」運動は「伸ばす縮める」運動や「丸める反る」運動の応用です
今月前半のテーマ、体を「捻る」運動。
ボクシングパンチでもフックを主に運動していただき、
キックボクシングミットでも腰の回転を使う「ミドルキック」をよく打っていただきました。
この「捻る」運動、その他の月で行う「伸ばす縮める」運動や「丸めたり反ったり」を応用する運動、
それは胴体の力を活用するための大切な運動です。
この「捻る」運動はその他の「縮めたり伸ばしたり」「丸めたり」といった運動と連携しています。
「捻り」を遮るのは背中の硬さなので、その硬さをとるためにも体を「丸めたり反ったり」して、
内臓部の硬さをほぐし、背中のストレスを軽減させなければいけません。
その硬さがほぐれた時に「捻る」力が最大限発揮され、下半身の大腿筋にも活用されます。
そう、ハニーラルヴァで行っている身体の使い方はすべて繋がっています。
骨盤の動きもそうですが、体幹の力もつかった身体の「使い方」をしなければ身体を真に動かしているとはいえません。
骨盤や体幹など目に見えない動きをつかえるようにするためには、まず簡単に意識できる筋肉の動きを使うことが理想です。
ただ単に「手を動かす」、「脚を動かす」であれば運動とは言えず、やはりそれは単純に「動かしているだけ」。
「体を使う」とは「身体を使う」ことであり、
運動とは「目的のために身体を使う」ではないでしょうか?
身体の健康や操作性、柔軟性(可動域)のクオリティを高めた生活をのぞみ、
健やかな生活を維持していきましょう。
体脂肪が多い人は寒さに強い?
体脂肪が多い人は寒さに強い?体脂肪が寒い空気を遮断してくれるのでは?
結論としては、そんな事はありません
体脂肪がある人は体脂肪が少ない人より寒さに強く、暑さに弱いのでは?と思う事もあったでしょう。
しかしそんな事はありません。
体内で熱を最も多く産生しているのは筋肉で、脂肪の役割はエネルギーを蓄える事。
体脂肪のほとんどは白色脂肪細胞で熱を発生する役割ではありません。
そのため、体脂肪が多い人は「保温」の働きをするものの、熱を産生させることはありません。
人が暑さや寒さを感じるのは皮膚上の感覚点。
「温点」「冷点」
皮下脂肪の多さで体感温度は変わらないという事です。